警視庁高尾署の留置施設で、トルコ国籍の少数民族クルド人の男性が勾留中に急死していたことが分かった。遺族側への署の説明によると、死因は腹膜炎。男性は死亡数日前から腹痛を訴えていたが腹膜炎と診断されず、入院などの措置もされなかった。(池尾伸一、飯田克志)
入管難民法違反の疑いで逮捕され、警視庁高尾署で勾留されていたトルコ国籍の容疑者の男性(48)が2日に死亡していたことが13日、署への取材で分かった。署によると、逮捕は6月25日で、数日後に腹痛を訴えていた。死因は病死で、1日に医師の診察を受けた際は、入院の必要はないと判断されたという。警視庁は当時の状況を調べている。 男性は6月25日に高速道路上で物損事故を起こし、在留カードなどを所持していなかったため、同容疑で現行犯逮捕された。今月2日早朝、署の留置施設内のトイレで、心肺停止の状態で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。司法解剖の結果、病死だった。署は病名を明らかにしていない。 山田幸雄署長は「適正な留置管理業務に努め、再発防止を図る」とコメントした。
捜査段階での被告の供述には通訳による「限度を超えた意訳」があったとして、高裁が地裁に審理を差し戻した裁判員裁判の判決が25日、仙台地裁(榊原敬裁判長)であった。一審が強盗致死罪の成立を認めて懲役23…
神奈川県警が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕したベトナム国籍の男(51)が使うワゴン車内から、4丁の拳銃と80発以上の実弾が見つかっていたことが25日、県警への取材で分かった。県警は23日に銃刀法違反(加重所持)と火薬類取締法違反の疑いで男を再逮捕。容疑者は薬物売買グループに属している疑いがあり、組織的に銃を所持していた可能性も視野に捜査する。 男は無職グエン・レ・トラン・フォン容疑者。再逮捕容疑は2月17日、群馬県伊勢崎市の民家敷地内に止めた他人名義のワゴン車で、自動式と回転式拳銃2丁ずつと83発の実弾の他、模造銃1丁を所持した疑い。認否を明らかにしていない。 銃はいずれも発射能力があり、弾が装填されていた。
“普通の日本人”のあいまいな不安 第5回「日本人ファースト」から5カ月後の「外国人に関する意識調査」から見えた、この国に急速に広がるゼノフォビア SNSで排外的な投稿やリポストをしつつ、自己紹介欄には「右派でも左派でもない普通の日本人」「ただ普通に日本を愛しているだけの日本人」――そんな言葉を載せているアカウントは少なくない。日の丸をアイコンとするそのような人々を総称して『日の丸クラスター』と呼ぶネットスラングもあるそうだが、今、そんな“普通の日本人”の裾野がどんどん広がっているように感じる。 そのきっかけとなったのが「日本人ファースト」という言葉だ。 日の丸の小旗を振り、「ニッポン」とコールしながら移民政策反対デモに参加する一方、職場や家庭では「善良な隣人」だろう人々の姿が2025年の夏以降、突然、可視化された。 そんな“普通の日本人”が抱える不安や剥奪感から、分断の瀬戸際に立つに至った
外国人差別や、政府による在留資格を厳格化する政策に反対するさまざまな国籍の市民が21日、国会前に集まり「ヘイトにノー」「外国人の人権を守れ」と声を上げた。主催した在日外国人の支援団体などでつくる「ヘイトにNO!全国キャンペーン」によると約650人が参加した。 東京に住むブラジル人のミゲルさん(58)は「在留資格更新手数料の値上げに心配している。移住者は犯罪者じゃない。まじめに働き家族を支えることは犯罪じゃない」と訴えた。 埼玉県蕨市の市民団体「在日クルド人と共に」の温井立央代表も登壇し「選挙のたびに排外主義的な候補者が演説し、駅を利用するのに怖がる子どもがいる。同じ地域の住民として考えてほしい」と呼びかけた。
礼拝の前に、イマーム(指導者)の話を聞くムスリムたち=千葉県市川市で2026年5月27日、石塚孝志撮影 我が国の火葬率は99.9%(厚生労働省、2024年度)に上り、土葬はほとんど姿を消した。一方、急増しているイスラム教徒(ムスリム)は、宗教上の理由で土葬墓地建設を求め、地元住民とのあつれきも表面化している。多文化共生社会が求められる一方で、異文化排除の風潮も強まる日本。我々はどう対応すべきだろうか。僧侶でジャーナリストの鵜飼秀徳さんに聞いた。【聞き手・西尾英之】 戦前は少数派だった火葬 現在、国内では大多数の人が火葬で葬られるが100%ではない。地域、集落によっては住民を土葬で葬るところもあるが、環境汚染や健康被害が出たということは一切ない。土壌汚染でいうならば、むしろ火葬骨に含まれる六価クロムのほうが危険だろう。 遺体が土の中で腐ってウジがわく。土葬に忌避感を持つ人は、そんなことをイメ
ウソの内容で在留資格を申請して中国籍のベビーシッターを不正に入国させたとして、夫婦が逮捕されました。夫婦は中国の富裕層の日本への移住の支援をしていたとみられています。 警視庁によりますと、藍沢鵬程容疑者と妻のオリビア容疑者は2023年、虚偽の内容で在留資格を申請して中国籍のベビーシッターを不正に入国させた疑いが持たれています。 「中国人の富裕層が港区のマンションに子どもを住ませて、ベビーシッターが資格外活動をしている」と情報提供があり、事件が発覚しました。 2人は日本に移住する中国籍の富裕層への支援をしていて、子どもに高い水準の教育を受けさせたいという依頼を受け、ベビーシッターを派遣したとみられています。 調べに対し、夫婦は容疑を否認しているということです。
日本保守党の北村晴男参院議員は18日の参院法務委員会で、出入国在留管理庁の施設に収容された外国人について、食事を拒むハンガーストライキによって体調不良になれば仮放免する運用がなされているのではないか、との疑問を入管庁に投げかけた。入管庁は否定した。 入管庁「医師の所見で仮放免」北村氏は、令和3年に名古屋出入国在留管理局の施設に収容中だったスリランカ人女性が死亡した事案に言及。「重大なもので、入管庁も重く受け止め、対策を講じたと認識している。他方で、そうした事案が起きたからといって、本来収容すべき者を簡単に放免するようなことになってはいけない」と指摘した。 難民支援に詳しい弁護士に聴取した内容だとして「死亡事案以降、例えばハンガーストライキをすれば仮放免で出られるという運用になっているといわれている」と述べ、事実関係を尋ねた。 入管庁の内藤惣一郎次長は、当該事案後の3年12月に策定した指針の
神奈川県警などは10日、盗難車を受け取ったとして組織犯罪処罰法違反の疑いで外国籍の男2人を再逮捕したと発表した。関東4県で車300台以上の盗難被害があり、多くが男らが運営する茨城県の解体作業場に搬入されたとみられる。
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【6月10日 AFP】英領北アイルランドの中心都市ベルファストで9日夜、スーダン出身の難民の男が市民1人を刃物で刺して重傷を負わせた事件に抗議する反移民デモが行われたが、参加者の一部が暴徒化し、建物や車両に放火する事態となった。 AFP記者によると、反移民デモはベルファスト各地で行われ、参加者の多くは覆面で顔を隠していた。バス1台と乗用車数台が放火されたほか、市中心部の端にある建物も放火され、住民が避難を余儀なくされた。 北アイルランドのミシェル・オニール自治政府首相は、今回の反移民デモを痛烈に批判し、市民らに平静を呼び掛けた。 オニール氏はX(旧ツイッター)で、「覆面をした男たちの集団が、家族を自宅から焼き出す行為は卑劣極まりない。吐き気がする」
在日クルド人へのヘイトスピーチを止めようとした弁護士が、今度は自身の民族的出自を理由に、差別や誹謗中傷の標的になった──。 埼玉県蕨市で活動する金英功(キム・ヨンゴン)弁護士は、自身をブログ上で「性獣クルドのレイプ問題と、クルド人へのデモを禁じる朝鮮人弁護士」などと中傷されたとして、投稿者に約720万円の損害賠償を求める訴訟を起こした(投稿者側は請求の棄却を求めている)。 金弁護士によると、在日クルド人への差別を止める裁判の弁護団に参加したことをきっかけに、自身も攻撃を受けるようになったという。5月20日の第1回口頭弁論後の会見で「差別を止めようとした人が、今度は差別の対象になる。この連鎖を断ち切りたい」とうったえた。(碓氷連太郎) ●Googleレビューに星1、事務所へのクレームも 埼玉県川口市と蕨市は、さまざまな事情でトルコから来日したクルド人が多く暮らす地域として知られている。 一方
亡くなったジェームズ・「ウェストン」・ヒギンボサムさんの写真。日付不詳/Nancy Higginbotham (CNN) 京都での家族旅行中に行方不明になった米オーバーン大学の学生が、捜索救助活動に参加していた日本のボランティアによって遺体で発見された。遺族が明らかにした。森林に覆われた山で続いた懸命の捜索は、悲劇的な結末を迎えた。 遺族がSNSへの投稿で明らかにしたところによると、ジェームズ・「ウェストン」・ヒギンボサムさん(20)は6日、京都郊外で遺体で発見された。地元警察はCNNに対し、死因は調査中だと明らかにした。 遺族は「ウェストンは京都郊外の山地で、ボランティアの捜索救助隊によって遺体で発見された。胸が張り裂けるような思いでお伝えする。私たちが感じている悲しみは、言葉ではとても言い表せない」とつづった。 熱心な自然愛好家だったウェストンさんが失踪したのは先月29日。母親が旅行案
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