図解

【図解・経済】三菱自動車の燃費試験データ不正問題の調査状況(2016年4月)

三菱自動車の燃費試験データ不正問題の調査状況

不正に三つの手法=三菱自、26日に調査報告

※記事などの内容は2016年4月25日掲載時のものです

 三菱自動車は25日、軽自動車4車種の燃費を良く見せるために燃費試験データを不正に操作していた問題の調査結果を、26日に国土交通省へ報告すると発表した。不正は大きく三つの手法で行われていたとみられ、対象車種も拡大する見通し。三菱自は週内にも外部の有識者による調査委員会を設置し、全容の解明を急ぐ。
 三菱自は、軽自動車の「eKワゴン」「eKスペース」で、道路運送車両法の規定と異なる方法で燃費試験データを測定した上、国に提出するデータも意図的に有利な数値を選定。測定方法とデータ操作の二つの不正を行った。これら2車種は、日産自動車に「デイズ」「デイズルークス」として供給していた。
 測定方法の不正は少なくとも2002年以降に発表した新型車の多くで行われた可能性がある。三菱自が正しい方法で測定したと明言したのはわずか3車種しかない。02年以降の新型車だけでも20数車種に不正の疑いがある。
 さらに三つめの手法として、問題発覚の端緒となった軽4車種の一部改良モデルを発売する際、国への提出データを実測すべきところ机上計算で済ませていた疑いも浮上した。 

図解・経済

  • 経済総合・経済一般
  • 景気・マクロ経済・統計
  • マーケット・市況

すべてを見る

  • 企業・産業全般
  • 金融・証券・保険
  • 製造業

すべてを見る

すべてを見る

  • 自動車・資源エネルギー
  • 建設・不動産
  • 食品・商業

すべてを見る

  • サービス(情報通信・旅行など)
  • 農林水産・団体
  • 企業犯罪・不正問題

すべてを見る

新着

オリジナル記事

(旬の話題や読み物)
ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ