9月に一通のメールが届き、12月に出版。いかにもクイックである。 9月のメールは、出版企画の打診。12月に出版されたのは 『こころと脳の相談室名作選集 家の中にストーカーがいます “こころの風邪”などありません、それは“脳の病気”です 』 だ。 驚愕のスピードだった。驚愕のスピードで出版された、私の初めての電子書籍である。インプレス社のクイックブックスシリーズの一冊。出版社から企画について説明いただいた時は、「紙の書籍のベースなしに電子書籍のみで発行する「ボーンデジタル」の試み」「ページという概念が消えた本」ということだけが印象的だったのだが、9月のメールをよく見ると、(クイックブックスは)「早い場合でプロジェクトスタートから2ヶ月程度で発行しています」と記されていた。すると今回の3ヶ月というのは決して例外的なスピードというわけではないらしい。もはやこの「クイック」という名前を忘れることは

