シュナイアーさんによるblogエントリ( https://www.schneier.com/blog/archives/2006/01/countering_trus.html )は、もう10年も前ですので、その世界では特に新しい話題というわけではないようですが、私が知ったのは今年のはじめのことでしたので*1、この機会に紹介する文章を書いてみたいと思います。 Unixを作ったケン・トンプソンさんがチューリング賞を受賞された際の講演「信用を信用することができるだろうか」( Reflections on Trusting Trust )は、その暴露的な部分(UNIXのloginコマンドにバックドアがあった、とする)の真偽はさておき、もしコンパイラのバイナリが「信用できない」ものだったら、という場合における、潜在的な脅威の可能性を否定することの難しさの指摘でした。*2 以下で述べる話題は、直接的

