第13回Novelbrightが示すロックバンド像 SNS時代にめざす形

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聞き手・富永鈴香
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 圧倒的な美声と耳に残るメロディーで人気を博す5人組ロックバンド「Novelbright(ノーベルブライト)」。昨年の野外音楽フェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(ロッキン)」では、茨城と千葉の両会場に出演しました。SNSでの動画拡散がバンドの知名度を高めたため、「令和の売れ方」とも言われました。いま、メンバーが目指すのは。

 ――昨年、茨城県ひたちなか市で開催されたロッキンに初出演しました。

 ベース・圭吾さん ロッキンと言えばひたちなか。バンドを始めた高校生の頃からそう思っていました。2020年にメジャーデビューしてから出演したロッキンはずっと蘇我(千葉市)でした。

 ボーカル・竹中雄大さん 国営ひたち海浜公園が好きで、お花見で何回も行きました。思い入れがあったので、例えば武道館でライブをやったときにステージ上で「武道館」って叫びたいように、ロッキンでは「ひたちなか」って叫びたかった。それがかなったのは、うれしかった。

今の音楽の流行は

 ――音楽にはいろんなジャンルがありますが、なぜロックに?

 竹中 シンプルに、はやっていたから。いま俺が高校生だったら、バンドをやっていない気がする。

 圭吾 ダンスしていたかも。

 ――ロックバンドはその時ほど、はやっていないと?

 ドラムス・ねぎさん 後輩の話を聞いても、やっぱり僕らがライブハウスで出ていたときよりバンドの数は減っています。

 竹中 地元の大阪に帰ったときに、僕らもよく出ていたライブハウスの月間スケジュールを見るんですけど、僕らが出ていた7~8年間はインディーズ系バンドのイベントが毎日あったのに、今は3分の2がアイドルイベントです。

「いつかバズると思っていた」

 ――ノーベルブライトは、1…

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この記事を書いた人
富永鈴香
ネットワーク報道本部
専門・関心分野
人権問題、政治参加、表現の自由

連載わたしとロック(全15回)

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