「潔く諦めて」 育児に正解求める親へ、雑誌クーヨンが伝えたいこと

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聞き手・塩入彩
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 子どもの本の専門店「クレヨンハウス」(東京都武蔵野市)が発行する育児雑誌「月刊クーヨン」が、創刊から30年目となる春を迎えた。育児をとりまく環境がめまぐるしく変わり、出版不況や雑誌休刊ラッシュとも言われるなか、どのような発信をめざすのか。編集長の戸来祐子さん(58)に聞いた。

 ――どんな雑誌ですか

 「音楽広場」という子どもと音楽に関する雑誌をリニューアルし、1996年3月に創刊しました。発行人は、クレヨンハウス主宰で作家の落合恵子(80)です。いまも落合が全ての原稿に目を通しています。不登校やいじめ、子どもへの性虐待など、社会の状況をふまえながら、「子どものための最善」とは何かを常に考えてきました。

 ――印象に残っている特集は

 2010年代ごろから、発達障がいや虐待などを取り上げ始めました。表紙に大きく「虐待」と書かれていると、悩んでいる人が手に取りづらいかもしれないと思い、当初は「子どもの権利」について書く中で触れたりしていました。

 虐待については、以降もたび…

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この記事を書いた人
塩入彩
首都圏ニュースセンター|教育、武蔵野地区担当
専門・関心分野
ジェンダー、教育、性暴力、性教育