大好評の『真田丸』に見る 戦国武将たちの意思決定能力 本連載「黒い心理学」では、ビジネスパーソンを蝕む「心のダークサイド」がいかにブラックな職場をつくり上げていくか、心理学の研究をベースに解説している。 大河ドラマ『真田丸』が好評だという。筆者もマレーシア在住ながら、ケーブルテレビで毎週観ている。毎週観たいと楽しみに感じる大河ドラマも久しぶりだ。 そして、その内容は心理学者として、またビジネス研究に関わるものとして、大変に興味深くもある。それは当時、目まぐるしく状況が変わり先が読めないという高い「不確実性」の中、戦国武将たちがいかに意思決定を行ったかを丹念に(もちろんドラマティックに)描いているからだ。 さらに、ビジネスの観点から見ると、戦国武将という「上司」が、いかに部下である家臣たちと関わりつつ意思決定をするかという点が面白い。 歴史の経緯を知っている私たちは、彼らの意思決定の結果を知

