トヨタのマネジメントの「基礎」に気付かれた ──共通点がかなりあるのですね。というよりも、Google社が「米国のIT企業らしくない」ようにも思えます。米国のIT企業というと、ちょっと風変わりだけれども指折りの天才プログラマーが画期的なプログラムを書く一方で、MBAホルダーの経営者が収益性を追い求めて厳格なマネジメントに辣腕を振るう、というイメージがあるからです。 高木氏:ですから、そうした従来型のマネジメントスタイルからGoogle社は脱却した。そして、トヨタ自動車のマネジメントから学んだことを徹底的に行えば、企業が大きく成長するということに気付いてしまったということを、ここで説明しているのです。実は、日本企業の競争力を踏まえた場合に、「これはまずいな」と思うことにまでGoogle社に気付かれてしまい、既に実践に移されていると私は考えています。 ──Google社は何に気付いたのでしょう

