はてなキーワード: 惑星とは
酒がまずい。
酒屋のせいじゃねえ。水が悪いわけでもねえ。俺の肝臓については、まあ、多少の責任はある。長年にわたり酷使してきたからな。だが今夜の酒がまずい最大の原因は、FD人だ。
あいつらだよ。外側世界に住んでやがる、四次元だか何次元だか知らねえ連中だ。
聞けばこの宇宙は、エターナルスフィアという名前のシミュレーターらしいじゃねえか。
俺たちが汗水垂らして働き、惚れた腫れたで揉め、借金に追われ、二日酔いで便所に這っていく、この壮大にして下品な宇宙が、FD人どもの娯楽用データだとよ。
ふざけるな。
こっちは毎朝、腰の痛みと相談しながら靴下を履いてるんだぞ。それが全部プログラムだと?だったら腰痛パラメータを設定した奴を出せ。俺が紋章術で肛門を裏返してやる。
宇宙を作った会社だか何だか知らねえが、随分と景気のいい商売じゃねえか。惑星を生成し、生命を配置し、文明が勝手に育つのを眺めて、利用者には「自由度の高い仮想世界です」とでも宣伝していたんだろう。
誰がそんな追加コンテンツを頼んだ。
しかも人類が紋章術を発達させ、ついに外側世界へ手を伸ばしたら、仕様外の異常データ扱いだ。
紋章術は俺たちが自分で積み上げた技術だぞ。身体に紋章を刻み、宇宙の法則を読み、力を引き出し、ついには次元の壁に穴を開けるところまで来た。
「削除しろ」だ。
会社経営者という人種は、世界が四次元になってもやることが変わらねえ。現場が予想外の成果を出すと、褒めるどころかリスク管理だの規約違反だの言い始める。
人類が自我を持った。人類が管理領域を越えようとした。だからエクスキューショナーを投入します。
馬鹿野郎。まず話し合え。
いきなり銀河へ巨大な破壊者を送り込む会社がどこにある。問い合わせに対して回答する代わりに、利用者の自宅を爆破する家電メーカーみたいなものだ。
しかもエクスキューショナーという名前が気に食わねえ。もう少し隠す努力をしろ。「エターナルスフィア品質管理支援員」とかあるだろう。
地球も艦隊も、あいつらの前じゃ紙くず同然だった。こっちが何世代もかけて開発した宇宙船を、エクスキューショナーは虫でも払うように消し飛ばす。
「最近、銀河系エリアが荒れてるね」「運営がイベントやってるらしいよ」「ログインして見に行こうか」
てめえらのイベントで人が死んでんだよ。
酒を飲め、FD人。飲める身体があるなら飲んでみろ。自分の住んでいる世界が娯楽用ソフトで、明日の朝には社長の気分ひとつで消去されると知らされたあとで、いつもの酒が同じ味に感じるか試してみろ。
自分が設計した世界が勝手に進化し、プログラムの中の住人が外へ出てきた。管理者として恐怖を感じた。事故が起きる前に止めなければならない。責任者として当然の判断だった。
知るか。
生き物を作っておいて、生き始めたら怖くなったというのは、親としても神としても社長としても最低だ。
あの野郎にとって俺たちはデータだった。星も、海も、家族も、歴史も、全部データ。ファイルを選択して、削除ボタンを押せば終わるものだった。
だがな、データだろうが何だろうが、痛いものは痛い。死にたくないものは死にたくない。
存在というのは、作った奴の許可を毎朝取りに行くものじゃねえんだ。誰かがプログラムしたから偽物だというなら、FD人だって誰かに作られた世界の住人かもしれねえ。
そのさらに外側に、五次元人がいるかもしれない。五次元人の会社員が、スフィア社ごと動いているサーバーを管理していて、金曜の夜に酔っぱらって電源コードにつまずくかもしれない。
そう考えると少し気分がいい。
ルシファー社長も結局、宇宙の頂点じゃねえ。ただ権限を多めに渡されて、偉くなったと勘違いした管理者だ。root権限を持っただけでネ申になったつもりの馬鹿だ。
いるんだよ、どこの世界にも。権限と能力の区別がつかねえ奴が。
会議も稟議も株主総会も飛び越えて、開発企業の本社へ乗り込み、最高責任者に直接バグ報告だ。
「俺たちは生きている」
報告内容はそれだけだ。
社長は認めなかった。最後までデータはデータだと言い張り、エターナルスフィアそのものを消そうとした。
ああいう奴はいる。議論に負けたら資料を捨て、選挙に負けたら国民が間違っていると言い、世界に拒絶されたら世界のほうを削除しようとする。
酒癖の悪い親父より始末が悪い。俺は酔っても宇宙を消したことはない。
まだな。
誰かがバックアップを取っていたからでも、スフィア社のサーバーが頑丈だったからでもねえ。そこに住む人間が、自分たちは存在すると信じたからだ。
理屈として納得できるかと言われれば、酔っている俺にも少々怪しい。
俺は考えている。俺は痛がっている。俺は酒を飲んでいる。ゆえに俺はいる。
明日、FD人が空から降りてきて、「あなたはエターナルスフィア内のNPCです」と告げても、知ったことか。
NPCならNPCで結構だ。酒代を払ってくれるNPCがどこにいる。
働いて税金を取られ、年を取り、くだらねえことに腹を立てながら、それでも夜になれば一杯やる。そこまで自律しているデータを、ただのプログラムと呼ぶほうが無理筋だ。
だから俺は飲む。
エクスキューショナーに消されるその瞬間まで、飲んでやる。
外側世界にまで、ルシファーみたいな無能社長がいると分かったせいだ。
『HUNTERxHUNTER』の作中世界では、登場人物の動作、身体の器官・内臓の機能、および時間経過の描写などから類推する限り、重力をはじめとした各種の物理法則は、我々の生きている環境と同様のものだと考えられる。つまり作中でも、「球体の惑星が自転しながら、恒星の周りを公転している」という、地球-太陽と似た配置が前提なのだろう(でなければ重力は発生しないし、昼夜の別も存在しない)。
また同時に、携帯電話や通信ネットワークが日常的に使用されており、大量破壊兵器(「貧者の薔薇」)も開発されていることなどから見て、科学技術の水準はかなり高いレベルに達していると見ていい。
後から追加された設定によると、主人公たちが日常生活を送る「近代6大陸」は実際には「メビウス湖」の中央部に存在しており、メビウス湖は「暗黒大陸」の中央にある、ということになっている。
では、仮に「近代6大陸」のサイズを、我々の住む地球の大陸部分と同程度だと仮定してみよう。すると、暗黒大陸も含めた惑星全体のサイズは、地球の数倍の規模に達することになる。ならば重力加速度は地球よりもだいぶ大きな値となるし(注1)、時間に関しても昼より夜の方が長い(注2)はずだ。
この段階で、設定が追加されるまでは特に説明も無いまま「地球と同様の環境」を前提にしていた作中描写は、大半が破綻・矛盾を来たすことになる。どうせ殺されるだけのモブキャラ同士に説明ゼリフで腹の探り合いをさせるより、「作中世界での物理法則はどういう設定なのか/それが地球と同様だとするならどんな理由によるものか」等の説明を優先させるべきであって、あれだけ休載期間を挟んでおきながらいまだに何も示していないのは、不誠実極まりない。読者の側から疑問や批判が出てこないのも不可解である。
また、「近代6大陸の住人は、基本的に『限界海峡線』の外に出ることが不可能」という設定も、重大な問題を孕んでいる。それなら作中世界の人々は「地球平面説」に類する世界観を共有しているはずだからだ。
しかし、大量破壊兵器を量産できる程度にエネルギーを生成・集約する手段が確立されているのなら、その一部を海洋や宇宙の開発に振り向けているのが当然である。だとすると、「世界平面説」が成立しないことや、「暗黒大陸」の存在も、早い段階で一般常識と化していなければおかしい。
キメラアント編も生物学の見地からは噴飯物だった(注3)とはいえ、一応は「架空の生物だから」という言い訳で押し通せたかも知れない。だが、物理法則そのものが大幅に書き換えられてしまうなら、さすがに同じ作品として成立させるのは不可能ではあるまいか。
こういった問題点に頬かむりしたまま、作品が(長期の休載を何度も挟みつつ)進んでいることには、どうしても納得がいかない。
以上の点に比べれば、「暗黒大陸を踏破するまで、あと何年かけるつもりなのか」という問題など、実に些細ではある。とはいえ、現状のペースだと作者が転生でもしない限り完結の見通しが立たないのは明白であり、そんな企画をダラダラ続けさせている版元・編集部の無責任さ・事なかれ主義・守銭奴ぶりは、それはそれで厳しく断罪されるべきだろう。
(注1)
惑星が高速で自転している場合は、遠心力によって重力加速度はある程度まで相殺されるが、そうすると作中人物の時間感覚も読者と大きく異なっているはずだろう。
(注2)
作中の登場人物の「体感」が、読者である我々と同様なのだ、という言い訳は可能かも知れない。しかし、昼夜の時間帯が恒常的にアンバランスとなる点は、やはり説明が苦しいと思われる。時間の長さを計って変化を記録し、そこに周期性を見いだす、という所までなら高度な理論や技術は不要であり、だからこそ古代から「暦」が作られてきたのだ。
また、恒常的に日照時間が短いことは、惑星の気候や生物の進化にも大きな影響を与えるだろう。気温が上がりにくい点を重視するなら、氷雪に閉ざされた惑星となるのではないか(=いったん地表が氷雪で覆われると、ネガティブフィードバックが働くため)。一方で、高重力環境ゆえ大型の植物は形成されにくい点を重視するなら、炭素固定が進まない=二酸化炭素濃度が高い=温室効果が強まる、ということで(例えば金星のように)超高温となるのかも知れない。
(注3)
キメラ=アントは「摂食交配」を行うのだが、一方で本来は社会性昆虫であるにもかかわらず「下級個体でも生殖能力を有する」という設定になっている。だとすると、どのような機構によって同種間での共食いを防いでいるのだろうか?
取り込んだ遺伝子の何がどう発現するかは確率論的な問題となるはずだが、異種の生物と摂食交配を行う場合、「良い所どり」をした個体が発生してくる確率はさほど高くないだろう。言い換えれば、生存能力に乏しい個体が大量に生まれてくるわけで、それらを「間引く」必要が出てくる。つまり、キメラ=アントどうしでも、交配または間引きのために共食いを行う動機が生ずるのではないかと思われる。
これはただの金属片。
ある日、そこにあなたが現れてスープをその金属片を使って飲み始める。
初めてそこに”意味”が現れてくる。
意味は見出されるものであって、そこにもとからある訳ではないと思う。
当然そこに”もともとの”意味はなくとも。
ただの金属片が意味を持つように、あなたにもあなたの人生にとっての
意味が溢れていると思っている。
タイパは意味のない時間を過ごしたくない、苦しい事をしたくないという事だが、
そうすればもっとも苦しまない方法であるかのように思えるから。
食事をただの排泄のための行為と捉えたら苦しみなのかもしれない。
退屈な時間を過ごさなければならないことも苦しみなのかもしれない。
タイパも必要だが、意味のない時間に意味を見いだせるような感受性も
大切な事だと思う。
まず反例。例えば観測者が100名居て、100名がみんな「Xさんは良い人だ」といえば
「Xさんはいい人」という観測結果にはそれなりの価値があるよ。統計的手法をつかえば、信頼区間などで厳密に数値で検証できる。
また「観測者」といってるけど、そもそも観測せずに評価する方法なんてあるの?
たとえば、数百光年離れた遠い惑星でも、電磁波を観測して、そこから間接的に評価してるわけで。直接的じゃなくても観測的に何か情報を得ないと評価できない。
情報なしで何か判断することを、はたして「評価」と言えるのか?
評価と言った時点で、
の2つが暗に仮定されるとおもうよ。
まとめると、君の主張はツッコミどころ満載で、多分間違ってると思うよ。
ロボット&ロケットを生産して打ち上げられる資源がそろってる惑星ってどれくらいあるんやろかい
それに距離
地球から火星とかは何カ月単位でたどり着けるけど、それは同じ太陽系内の星だからで、
例えば太陽系から一番近い別の恒星系まで40兆kmあるらしいで(4.3光年)
光速の10%まで加速できても43年。
さらに今の銀河の端っこの惑星から別の銀河を目指すと距離は1万倍とか10万倍とかになる。
そうなると距離もさることながら何100万年単位の任務の成功率も気になるところ。
物資の補給の効かない虚空で時に強力な宇宙線に晒されながら100万年機能を維持できるだろうか。
航路の微調整なんかも何100万年となると相当な量の燃料が必要になりそうだ。
出発点から一定以上離れてしまうと膨張速度が光速を超えてしまい、
たとえ光速でミッションを遂行できたとしても永遠に到達できない事になる
青年アルトは、銀河の果てにある惑星ヴァルナの宮廷に仕えていた。
石造りの大広間、鎧の騎士たち、そして空中に浮かぶ魔導機関――中世と未来技術が奇妙に混ざり合った世界。その玉座に座すのが、ヴァルナの女王である。
女王は静かに言った。背後では、星図が光りながら回転している。
彼は“星渡りの門”と呼ばれる転移装置に乗り込み、地球へと降り立った。
「ここが……地球……」
第一印象はやはり、
「揚げ物の匂いがすごい」
だった。
「何してんの?」
「我はヴァルナの女王に仕える侵略補佐官見習い――」 「通報するよ?」
「で、どこから来たの?」 「遠い星からだ」 「はいはい、遠い星ね。で、お腹すいてる?」 「すいている」
「ほら、食べなよ」
アルトはかじる。
その瞬間、彼の価値観が揺らいだ。
味は「概念」だった。
数日後。
「侵略は?」 「慎重に進めている」
まったく進んでいない。
ミオは笑う。
「その女王ってさ、パン食べたことあるの?」 「ない。女王は完全栄養で生きている」 「じゃあダメじゃん」 「何がだ」 「侵略」
アルトは悩んだ。
そして決断した。
「報告せよ」
女王の声が響く。
「地球は……侵略に不向きです」 「理由は」 「パンがうまい」
側近たちがざわめく。
「……続けよ」 「地球人は非効率で、混沌としております。しかし――妙に親切で、食文化が異様に発達しています」 「それが何だ」 「侵略すれば、パン屋が消えます」
沈黙。
長い沈黙。
「……その“パン”とは何だ」
アルトは微笑んだ。
数日後。
銀の装束、星のように輝く瞳。
「ここが地球……」
ミオはじっと見て言った。
女王は一瞬だけ考え、頷いた。
数分後。
「……侵略は中止とする」
アルトはほっと息をつく。
ミオは得意げに笑う。
「でしょ?」
「代わりに、この星と交易を行う」 「パンと引き換え?」 「そうだ。我々の星間航行技術を提供しよう」
ミオは腕を組んだ。
「安いなあ。倍ね」 「……よかろう」
交渉成立だった。
アルトは思った。
(パンだったのかもしれない)
任務? たぶん順調だ。