羽生善治九段、日本将棋連盟会長を退任へ 「棋士として頑張りたい」
将棋の羽生善治九段(54)が1日、日本将棋連盟会長からの退任を表明した。
2023年6月、前会長の佐藤康光九段(55)の後任として就任し、棋界運営のかじ取りを担ってきた羽生九段だが、新しい連盟理事を選ぶ予備選挙には立候補しない。今年6月の任期満了(2年)をもって1期で退任する。新会長は同月の棋士総会で選任された理事会の互選によって選出される。
昨年末の時点で退任の意向を固めていたという羽生九段は、棋戦主催各社に対し「自分自身としてはやることはかなりやり切ったと感じています」と理由を述べた。「(就任時は)これから先どんな仕事になっていくのか右も左も本当に分からないような状態でしたので、その中で自分なりに一生懸命やってきました。自分に何ができるか、どういう貢献ができるかを総合的に考えて判断をしたということ」
さらに日本将棋連盟の創立100周年(2024年)事業が今年3月31日で終了したこと、今後は若い世代に運営を委ねていく希望を持っていることも退任の理由とした。
公務負担の大きい会長職から退き、今後は現役棋士としての活動に専念することになる。10代から活躍を続ける羽生九段だが、一昨年の会長就任後、タイトル戦には出場していない。今年3月には、第83期名人戦・順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)でB級1組からB級2組への降級も決まっていた。
降級を受け、順位戦参加資格…
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