現場から

無数のひび割れに「ため息しか…」 輪島「白米千枚田」修復には時間

長島一浩
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 国の名勝に指定され、多くの観光客も訪れる石川県輪島市の「白米(しろよね)千枚田」にも能登半島地震の爪痕が残っていた。

 日本海を望む傾斜地に広がる大小合わせて1004枚の棚田には、無数のひび割れが入り、落石があった。地滑りが起こり、海側に崩れた場所もあった。冬季にもかかわらず、水が張られた田んぼもあった。地下水が上がってきたためという。海岸線を見ると地盤が隆起しているのが見えた。

 例年、5月上旬の田植えに向け、4月中旬には水が張られるが、現時点では難しそうだ。耕作する地元住民(60)は「何をどうしたら良いのか。ため息しか出なかった。修復には時間がかかる。棚田を1枚ずつ確認して、また米作りをしたい」と話した。

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この記事を書いた人
長島一浩
国際報道部
専門・関心分野
写真、動画、ドローン、弔い
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    小松理虔
    地域活動家
    視点

    農家の皆さん、今は喪失感が大きいと思いますし、どこから手を出したらいいかわからない、という状況だと思いますが、時間はかかっても復興できます。ただ、自分たちだけでがんばりすぎないことが大事だと思います。「取り戻したい風景」を外の皆さんにも訴え

    2024年1月23日 09:13

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