情報システム担当者の持つべきスキルセットに変化が生じている。IT専門の調査会社、GartnerでCIO(最高情報責任者)を務めるダルコ・ヘリック氏に聞いた。 クラウドコンピューティングの普及により、情報システム部門の役割が変わると言われている。サーバなどのインフラをデータセンターから利用する場合に、サーバの保守運用などの従来型業務が必要なくなるのは想像に難くない。 この動きが広がると、情報システム担当者の持つべきスキルセットにも変化が生じると考えられる。その変化の本質はどこにあるのか。IT専門の調査会社、GartnerでCIO(最高情報責任者)を務めるダルコ・ヘリック氏に聞いた。 ヘリック氏は「新スキルは他社との関係を築く“リレーションシップマネジメント”である」と指摘する。従来、インフラ管理などをするイメージが強かった情シス部門の仕事の役割が、今後はよりビジネスにかかわってくるという。
SAPは5月17日にから3日間にわたり、年次ユーザーイベント「Sapphire Now」をドイツ・フランクフルトと、米フロリダ州オーランドで同時開催している。18日に開催された基調講演には、オーランドから共同CEOの1人、ビル・マクダーモット氏が、フランクフルトではジム・スナベ氏が登場し、2元中継の形で来場者は2人のスピーチを聞いた。 両CEOが強調したのは「企業ITの新たな時代の到来」。スナベCEOの「人々に注力する」という言葉が象徴的だ。SAPといえば、企業の基幹系システムを扱い、「会社の業務をソフトウェアに合わせるべき」とするERPの発想を最も重視してきたベンダーの1つ。どちらかといえば「人よりもトランザクションデータが大事」といった雰囲気があった。 それが180度変わったかのように「人に注力」となった。だが、これもインターネットを中心としたITの拡大という技術面から見れば必然ともい
米国から従来とは少し毛色の異なるビジネスが日本に持ち込まれ始めた。オリジナルTシャツなどをインターネット上で売買する米Zazzleやバーチャルイベントの例から、変化について考えてみる。 米国から従来とは少し毛色の異なるビジネスが日本に持ち込まれ始めた。オリジナルTシャツなどをインターネット上で売買する米Zazzleは5月13日、日本語版のサービスを開始したと発表した。オリジナルTシャツなどを誰もが自由にデザインし、販売できるのが特徴だ。一方、社内外のイベントをバーチャルで実施する「バーチャルイベント」にも注目が集まる。移動コストの削減などの目に見える効果はもちろん、電子情報が持つ価値を再定義する側面もある。リアルの置き換え以上の機能の提供が、インターネットビジネスの新たな成功の鍵になりそうだ。 クリエイティビティを売る 月間2000万のユニークユーザーがあるZazzleの店舗では、Tシャツ
PHS事業者のウィルコムは2月18日、自力再建を断念し、会社更生法の適用を東京地裁に申請した。負債総額は昨年末時点で2060億円。企業再生支援機構とソフトバンク、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)に支援を要請。約430万契約を抱えるPHSサービスを継続しながら再建を目指す。 会見した久保田幸雄社長は「このような事態になり、お客などに大変なご迷惑とご心配をかけ、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。経営責任を明確にするため、久保田社長や喜久川政樹副会長、稲盛和夫最高顧問ら、取締役全員が辞表を提出した。 経営破たんの要因は次世代ワイヤレス通信サービス「XGP」(WILLCOM CORE XGP)への投資負担だ。現行PHSで稼ぎ、XGPに投資するという目論見が外れた上、金融危機の直撃もあってファイナンスに失敗。現行PHS通信速度のネックと3G携帯電話各社の猛烈な競争は、XGPという
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