プライベートクラウドを構築するという視点から、ストレージ技術の基本を説明します。ストレージは大きく分けて、「サーバーに組み込まれたディスク(内部ディスク型)」「ブロックアクセスのディスク共有型」「ファイルベースのファイルサーバー型」の3タイプがあります(図1)。 サーバーに組み込まれたディスク(内蔵ディスク型)は、一般的にはオペレーティングシステムのイメージなどのシステム領域に割り当てられます。ストレージ容量の制限がありますので拡張性は低く、大規模なプライベート・クラウド環境では用いられません。ネットワークを介して単体の仮想サーバーを提供する一般的なパブリックサービスでは、コストの観点からこのタイプのストレージを利用することがあります。 複数サーバーでディスクを共有する方式には、SAN(Storage Area Network)とNAS(Network Attached Storage)が

