テスト観点を軸にした品質サイクルのすすめ 「テストが終わらない」——ソフトウェア開発に携わる人なら、一度はこの言葉を口にしたことがあるのではないでしょうか。リリース直前に湧き出るバグ、収束しない不具合、膨れ上がるテストケース。なぜ、テストはいつも終わらないのか。 結論から言います。テストを「する」ことを目的にしているからです。 テストケースを消化すること、カバレッジを上げること、全項目を網羅すること。これらは手段であって、目的ではありません。本当に問われるべきは、「そのテストは品質を上げているのか?」という問いです。 この記事では、テストそのものではなく、テスト観点を軸にした品質サイクルこそが、品質を上げる最善の方法であることをお話しします。 「終わらないテスト」の正体 多くのプロジェクトで「テストが終わらない」原因は、大きく2つに集約されます。 無計画なカバレッジ向上 「全項目網羅」を盲

