概要と紹介理由 Feral Concurrency Controlと同じくPeter Bailisらの研究チームのSIGMOD2017論文. Feral Concurrency Controlの論文中で、データベースの分離レベルは性能と安全性のトレードオフであること,また,Webアプリケーション等では性能を重視するために弱い分離レベルを用いることが多く,安全性を保証する役割はO/Rマッパーが代行している,という現状が示された.勿論,弱い分離レベルの上では,O/Rマッパーを使ったとしてもその効果は完全ではなく,やはり異常がが発生しうる,ということがFeral Concurrency Controlの主旨であった. この論文では、更にその考察を深め,分離レベルを最大,すなわちSerializableにしても,やはりアプリケーションには異常があることを示した.これらの異常は,アプリケーション開発

