はてなキーワード: 手帳とは
ハイアッツビルで降りた人々は、皆、重武装か、あるいはボディーガードを連れているかのどちらかだった。駅の周辺をうろついている人々も、全員が武装していた。警察官たちはレーザー銃を携行していた。
「タクシー呼び出し」ボタンを押すと、表示画面に私の順番が3856番だと出た。警官に尋ねると、通りで待つように言われた。タクシーはブロックを2周するとのことだった。
5分ほど待っている間に、2回、銃声のような断続的な音が聞こえたが、どちらもかなり遠くからのものだった。防弾チョッキを買っておいてよかったと思った。
やがてタクシーがやってきた。私が手を振ると、車は縁石に向かってハンドルを切り、止まるやいなやドアがスライドして開いた。私が記憶していたオートキャブと同じ仕組みのようだった。呼び出したのが私本人であることを指紋認証で確認する間、ドアは開いたままだったが、確認が終わるとバタンと閉まった。分厚い鋼鉄製だった。窓からの景色は薄暗く歪んで見えた。おそらく分厚い防弾プラスチックだろう。記憶していたものとは少し違っていた。
ディーラーと待ち合わせることになっていたハイアッツビルのバーの住所のコードを探すため、汚れた本をパラパラとめくった。コードを入力し、背もたれに寄りかかって街並みが過ぎていくのを見守った。
この一帯は主に住宅街だった。前世紀半ばに建てられた灰色のレンガ造りの迷路のような建物群が、より近代的なモジュール式の建物とスペースを奪い合っており、時折、高いレンガやコンクリートの壁の向こうに、壁の上部にギザギザの割れたガラスや有刺鉄線が張られた一戸建てが見えた。 数人の人々がどこかへ向かっているようで、武器に手をかけながら歩道を急ぎ足で歩いていた。私の目に入った人々のほとんどは、玄関先に座ってタバコを吸っているか、少なくとも6人以上のグループで店先をうろついているかのどちらかだった。すべてが汚れていて、ごちゃごちゃしていた。側溝はゴミで詰まり、交通量の少ない道路を吹き抜ける風に乗って、古紙の群れが漂っていた。
とはいえ、それは理解できることだった。おそらく、道路清掃は極めて危険な職業なのだろう。
タクシーは「トム&ジェリー・バー&グリル」の前に停まり、私が430kを支払うと降ろしてくれた。ショットガン・ピストルに手をかけながら歩道に降り立ったが、周囲には誰もいなかった。私は急いでバーの中へ駆け込んだ。
店内は意外なほど清潔で、薄暗い照明の下、合成皮革と合成松材の家具が置かれていた。バーカウンターへ行き、120kで偽物のバーボンと、おそらく本物の水を注文した。水だけで20kもした。ウェイトレスがトレイを持って近づいてきた。
「一発やる、兄弟?」トレイには、古びた皮下注射針が並んでいた。「今日はいいよ、ありがとう。」もし「一発やる」なら、エアゾールを使うだろう。あの針は不衛生で、痛そうに見えた。
彼女はドラッグをバーカウンターに置き、私の隣のスツールにそっと腰を下ろした。彼女は手のひらで顎を支え、バーの後ろの鏡に映る自分の姿をじっと見つめていた。「ああ、火曜日って……。」
俺は何かぶつぶつ呟いた。
「奥に行って、さっとやらない?」
俺は、できるだけ無表情を装って彼女を見た。彼女は薄手の生地の短いスカートだけを身に着けており、前側は浅いV字に切り込まれていて、骨盤の骨と、数本のブリーチされた陰毛が露わになっていた。一体何がそれを支えているのか不思議に思った。彼女は悪くない容姿で、20代後半から40代前半くらいに見えた。とはいえ、今の時代、美容整形やメイクで何ができるか、誰にも分からないが。 もしかすると、母より年上かもしれない。
「まあ、ありがとう。」
「今日はやらないの?」
「そうね」
「いい男の子を紹介してあげるわよ、もし――」
「いや。結構。」なんて世の中なんだ。
彼女は鏡に向かってふくれっ面をした。その表情は、おそらくホモ・サピエンスよりも古いものだろう。「私のこと、好きじゃないのね。」
「君のことは好きだよ。ただ、それのためにここに来たわけじゃないだけさ。」
「まあ……人それぞれ楽しみ方は違うものね。」彼女は肩をすくめた。「ねえ、ジェリー。ショートビールを一本ちょうだい。」
彼はビールを持ってきてくれた。
「あら、しまった。財布が鍵のかかった場所に置いてあるの。おじさん、40カロリーほど貸してくれない?」俺には、盛大なパーティーを催せるほどの配給券があった。50の券を1枚切り取って、バーテンダーに渡した。
「うわっ。」彼女は呆然と見つめた。「月末なのに、どうやって配給券を丸々一冊も手に入れたの?」
俺は、自分が誰で、どうやってこれほど多くのカロリーを手に入れたのかを、できるだけ簡潔に彼女に説明した。郵便受けには2ヶ月分の配給手帳が溜まっていて、軍から支給された分すら使い切っていなかったのだ。彼女は1万で1冊売ってくれと申し出たが、私は一度に複数の違法行為に巻き込まれたくなかった。
二人の男が入ってきた。一人は無武装で、もう一人は拳銃と暴動鎮圧用銃の両方を携えていた。ボディーガードはドアのそばに座り、もう一人が私のところへ近づいてきた。
「マンデラさんですか?」
「そうです」
「ブースに座りましょうか?」彼は自分の名前を名乗らなかった。
彼はコーヒーを飲み、私はビールをマグカップでちびちびと飲んだ。「書面での記録は残さないが、記憶力は抜群だ。どんな仕事に興味があるのか、どんな資格を持っているのか、どのくらいの給料なら受け入れるのか、といったことを教えてくれ。」
俺は、物理学の知識を活かせる仕事――教育や研究、あるいはエンジニアリングでも構わない――を待ちたいと伝えた。しばらくは旅行をしてお金を使うつもりだったので、2、3ヶ月は仕事が必要ない。月給は少なくとも20,000kは欲しいが、実際にどの程度の金額を受け入れるかは仕事の性質次第だと。
私が話し終わるまで、彼は一言も口を開かなかった。「なるほど。さて、残念ながら……物理学関連の仕事を見つけるのは難しいでしょう。教職は無理です。一般の人々と常に接するような仕事は紹介できません。研究職については、君の学位取得からもう四半世紀近く経っています。学校に戻って、おそらく5、6年は勉強し直さなければならないでしょう。」
「そうするかもしれないな」と私は言った。
「あなたが持っている唯一の、本当に市場価値のある強みは、戦闘経験です。おそらく、ボディガード会社の管理職として、2万ドル以上で雇ってもらえるでしょう。あなたご自身がボディガードになれば、ほぼそれくらいの収入は得られるはずです。」
「ありがとう。でも、他人の身を守るために危険を冒す気はないんだ」
「なるほどね。その気持ちはよくわかります」彼はコーヒーをぐいっと一気飲みして飲み干した。「さて、もう行かなきゃ。やることが山ほどあるんです。あなたのことは覚えておくから、何人かに話をしてみますよ」
「いいね。数ヶ月後にまた会おう。」
「了解。予約なんていりません。俺は毎日11時にコーヒーを飲みにここに来てるから。ただ来てくれればいいです。」
ビールを飲み干して、タクシーを呼んで家に帰った。街をぶらぶら歩きたい気持ちもあったが、母の言う通りだった。まずはボディーガードを雇わなきゃ。
あまり深く考えてはいなかったが、当然ながら俺たちは地球では有名人だった。戦争から帰還した最初の退役軍人たちだからだ。 ケネディ空港では国連事務総長が出迎えてくれ、その後一週間、晩餐会やレセプション、インタビューなどが目まぐるしく続いた。それなりに楽しめたし、金にもなった――タイム・ライフ/ファックス社から100万kを稼いだ――が、目新しさが薄れ、多かれ少なかれ自由に動けるようになるまでは、地球の本当の姿をほとんど見ることができなかった。
俺はグランド・セントラル駅でワシントン行きのモノレールに乗り、家路についた。母はケネディ空港で俺を出迎えてくれたが、突然、悲しいほど老けて見えた。そして、父が亡くなったと告げた。飛行機の事故だった。俺は仕事が見つかるまで、母と一緒に暮らすことにした。
母はワシントンの衛星都市であるコロンビアに住んでいた。1980年に市外へ引っ越していたが、配給戦争の後、再び市内に戻ってきた。しかし、その後、公共サービスの低下と犯罪の増加により、再び市外へ追い出されてしまったのだ。
母はモノレールの駅で俺を待っていた。彼女の隣には、分厚い黒いビニール製の制服を着た金髪の巨漢が立っており、腰には大きな火薬式ピストルを下げ、右手にはスパイク付きのブラスナックルをはめていた。
「ウィリアム、こちらはカール。私のボディーガードであり、とても親しい友人よ。」カールは、驚くほど優しく握手をするために、一瞬だけナックルを外した。「マンデラさん、よろしく。」
俺たちは鮮やかなオレンジ色の文字で「ジェファーソン」と書かれた地上車に乗り込んだ。車にそんな名前をつけるのは奇妙だと思ったが、後でそれが母とカールが住む高層ビルの名前だと分かった。その地上車はコミュニティが所有する数台のうちの1台で、彼女は1キロあたり10万を支払って利用していた。
コロンビアはなかなか美しい場所だと認めざるを得なかった。整然とした庭園があり、木々や芝生がふんだんに広がっていた。花崗岩でできた、おおまかに円錐形の不規則な形状をした高層ビルでさえ、あちこちに木が生えているその姿は、建物というよりは山のように見えた。私たちはそうした「山」の一つの中腹へと車を走らせ、明るく照らされた通路を通り抜け、他の車が何台も停まっている場所へと向かった。カールは私のたった一つのバッグをエレベーターまで運び、そこに置いた。
「マンデラさん、えがったら、5分くらいでフリーマンさんを迎えに行かなきゃならないんす。彼女はウェスト・ブランチの方にいるんす。」
「もちろん、カール。ウィリアムが私の面倒を見てくれるわ。彼は兵隊なんだから」そうだった、人を殺すための「音を出さない八つの方法」を習ったことを思い出した。もし本当に追い詰められたら、カールのような仕事に就けるかもしれない。
「んだね、前に聞いたっけ。むこうはどんな感じなん?」
「たいてい退屈だよ」と、私は無意識に答えた。「退屈じゃない時は、怖がってるんだ。」
彼は賢しげにうなずいた。「聞いてたとおりだあ。マンデラさん、俺は6時以降ならいつでも空いてる。ええか?」
「それでいいわ、カール」
エレベーターが到着し、背が高くて痩せた少年が降りてきた。唇には火のついていないジョイントがぶら下がっていた。カールが拳のトゲを指でなぞると、少年は足早に立ち去っていった。
「あのライダーたちには気をつけなきゃな。お気をつけて、マンデラさん」
私たちはエレベーターに乗り込み、母は47階のボタンを押した。「ライダーって何?」
「ああ、あれはただのエリベーター乗り回しの若造たちだあ。ボディーガードなしの無防備な人を探して、エレベーターを上下しているん。ここじゃ、それほど問題にはならねえ。」
47階は、店やオフィスが立ち並ぶ巨大なショッピングモールだった。私たちは食料品店へ向かった。
「ウィリアム、配給手帳はもうもらった?」まだだと答えたが、軍から10万「カロリー」分の旅行券をもらっていて、その半分しか使っていなかった。
少し分かりにくかったが、彼らはその仕組みを説明してくれていた。
世界が単一通貨に移行した際、当局は食料配給制度と何らかの形で連携させ、将来的には配給手帳を廃止したいと考えていた。そこで、食料のエネルギー相当量を測る単位である「キロカロリー」を基に、新通貨「k」を制定したのだ。しかし、1日に2,000キロカロリーのステーキを食べる人は、同量のパンを食べる人よりも当然、多く支払わなければならない。 そこで彼らは「配給係数」という段階的な制度を導入したが、その仕組みはあまりに複雑で、誰も理解できなかった。数週間後には再び配給手帳が使われるようになったが、混乱を少しでも減らすために、食品のキロカロリーを単に「カロリー」と呼ぶようになった。俺としては、お金を再び「ドル」とか「ルーブル」とか「シスターセス」とか……とにかく「キロカロリー」以外なら何でもいいから、そう呼べば、あらゆる面で手間が省けたはずだと思う。
穀物や豆類を除けば、食料の価格は驚くほど高かった。俺はどうしても上質な赤身肉を贅沢に買いたいと主張し、1500カロリー分の牛ひき肉を1730kで購入した。大豆から作られた同じ量の「フェイクステーキ」なら、80kで済んだだろう。
また、レタスを140kで、オリーブオイルの小瓶を175kで購入した。母は酢があると言っていた。キノコを買おうとしたが、近所に住む人が育てていて、バルコニーの菜園で採れたものと物々交換できると母が言った。
92階にある彼女のアパートで、彼女は部屋が狭いことを謝った。俺にはそれほど狭くは感じなかったが、まあ、彼女は宇宙船に住んだことがなかったのだから。
これほど高い場所でも、窓には鉄格子がはめられていた。ドアには4つの鍵がかかっていたが、そのうちの一つは誰かがバールでこじ開けたせいで、機能していなかった。
母は牛ひき肉をミートローフに加工しに台所へ行き、私は夕方の『ファックス』を読み始めた。母は小さな菜園からニンジンをいくつか摘み取り、キノコを育てている女性に電話をかけた。すると、その女性の息子が物々交換のためにやって来た。彼は腕の下にライオットガンをぶら下げていた。
「お母さん、『スター』の残りはどこ?」と私は台所に向かって呼びかけた。
「私の知る限り、全部あるわよ。何を探していたの?」
「えっと……求人欄は見つかったんだけど、『求人』の欄がないんだ」
母は笑った。「息子よ、ここ10年『求人』の広告なんて載ってないわよ。仕事のことなんて……まあ、ほとんどは政府が面倒を見てくれるんだから。」
「みんな政府のために働いているの?」
「いいえ、そういうことじゃないのよ」彼女は、ほつれたタオルで手を拭きながら部屋に入ってきた。「政府は、すべての天然資源の分配を管理しているって、そう言われているの。そして、空いている仕事ほど価値のある資源はそうないわ」
「わざわざ行く必要はないよ、坊や。軍からいくら年金をもらうって言ってたっけ?」
「月に2万kだ。それじゃ、あまり長持ちしなさそうだね。」
「そうね、確かに。でも、お父さんの年金はそれの半分以下だったわ。それでも、仕事なんてくれなかった。仕事は必要性に基づいて割り当てられるの。雇用委員会が『困窮している』と認めるには、米と水だけで生活しているような状態にならなきゃいけないのよ。」
「まあ、くそったれの官僚制め――賄賂を渡して、いい仕事にこっそり入れてくれる奴が一人くらいいるはずだ――」
「いや、ごめん。それは国連の中でも絶対に腐敗しない部分なの。システム全体がサイバネティックで、人間の魂が介在しない。あなたには――」
「ちょうどその話をするところだったの。どうしても仕事が欲しいなら、ディーラーのところに行って、「中古」の仕事を手に入れることもできるわ。」
「私の場合はこうよ、坊や。ヘイリー・ウィリアムズという女性が病院で、血液を分析する機械――クロマトグラフィー装置――を操作する仕事をしている。彼女は週に6晩働き、週給は12,000kだ。仕事に飽きてきた彼女は、ディーラーに連絡して、自分の仕事が空いたことを知らせる。
「その少し前、私はそのディーラーにリストに載せるための初期費用として50,000kを渡しておいた。彼がやって来て仕事の詳細を説明してくれたので、私は『ええ、やります』と答えた。彼は私が引き受けることを知っていたようで、すでに偽の身分証明書と制服を用意していた。彼は、ウィリアムズさんと顔見知りかもしれない各監督者たちに、少額の賄賂を配ったの。」
「ウィリアムズさんは機械の使い方を教えてくれた後、仕事を辞めてしまった。彼女は今でも毎週12,000kが口座に振り込まれているけど、その半分を私に払ってくれる。私はディーラーに10 パーセントを支払って、週に5400kを手にする。これに、お父さんの年金から毎月受け取る9,000kが加われば、かなり余裕のある生活ができる。
「そこから事態は複雑になる。お金はたっぷりあるのに時間が足りないことに気づき、私は再びディーラーに連絡して、自分の仕事の半分をサブリースする提案をした。翌日、『ヘイリー・ウィリアムズ』という身分証を持つ女の子が現れた。私は彼女に機械の操作方法を教え、彼女は月・水・金曜日のシフトを引き継ぐことになった。 私の実際の給料の半分は2700kだから、彼女はその半分の1350kを受け取り、ディーラーに135を支払うの。」
彼女はメモ帳と尖筆を手に取り、計算を始めた。「つまり、本物のヘイリー・ウィリアムズは、何もしなくても週に6000kもらっているわけね。私は週3日働いて4050k。私のアシスタントは週3日で1115k。ディーラーは手数料として100,000k、週に735kももらっている。不衡平だわね?」
「うーん……その通りだ。それに、かなり違法だと思う。」
「ディーラーはね。雇用委員会にバレたら、他のみんなはみんなクビになって一からやり直さなきゃならなくなるだろうけど、ディーラーは頭脳消去されるの。」
「5万の『手数料』を払えるうちに、ディーラーを探しておいたほうがいいな。」実のところ、俺にはまだ300万以上あったが、そのほとんどを短期間で使い切るつもりだった。何しろ、自分で稼いだ金だ。
翌朝、出かける準備をしていたところ、母が靴箱を持って入ってきた。中には、クリップ式のホルスターに入った小さな拳銃が入っていた。
「これはお父さんのものよ」と母は説明した。「ボディーガードなしでダウンタウンに行くなら、これを持って行ったほうがいいわ」
それは、とんでもなく細い弾丸を使う火薬式拳銃だった。俺はそれを手に取って重さを確かめた。「父さんはこれを使ったことあるの?」
「何度か……でも、それはただ、追っ手や殺し屋を威嚇するためだけだったわ。実際に誰かを撃ったことは一度もないのよ」
「銃が必要なのは、たぶんお母さんの言う通りだろうな」と俺は言い、銃を元の場所に戻した。「でも、もっと重いやつが欲しいな。合法的に買える?」
「もちろん。モールに銃店がある。前科さえなければ、気に入ったものは何でも買えるよ」よし。小さなポケットレーザーを買おう。火薬式ピストルじゃ、壁すら撃ち抜けないだろう。
「でも……ウィリアム、少なくともこの辺りの事情がわかるようになるまでは、ボディーガードを雇ってくれたら、私はずっと安心できるわ。」昨夜、その話はすでにやり尽くしていた。公認の『訓練された殺し屋』である俺、その仕事のために雇うかもしれないどんな道化師よりも、自分の方がタフだと思っていた。
「調べてみるよ、母さん。心配しないで。今日はダウンタウンには行かないし、ハイアッツビルに行くだけだから。」
エレベーターが来たとき、すでに誰かが乗っていた。私が乗り込むと、私より少し年上の、ひげを剃り、身なりもきちんとした男が、無表情で私を見た。彼はボタン列に手が届くよう、一歩下がって道を空けてくれた。私は47階のボタンを押したが、その行動が単なる礼儀ではないかもしれないと気づき、振り返ると、彼はベルトの間に挟まった金属パイプを取り出そうともがいていた。それは彼の外套に隠されていたのだ。
「おい、おい」と俺は、実際には存在しない武器を探るように手を伸ばしながら言った。「カウルクされたいのか?」
彼はパイプを引き抜いたが、それをだらりと脇にぶら下げたままだった。「『カウルク』?」
「殺されるってことだ。軍隊用語さ」俺は彼に向かって一歩踏み出し、技を思い出そうとした。膝のすぐ下を蹴り、それから股間か腎臓のどちらかだ。私は股間に決めた。
「いや」彼はパイプを再びベルトの脇に差し込んだ。「『カウルク』されたくはないよ」47番のドアが開いたので、俺は後ずさりして店を出た。
銃器店の中は、真っ白なプラスチックと光沢のある黒い金属で埋め尽くされていた。小柄な禿げ頭の男が、俺を接客しようと小走りに近づいてきた。彼はショルダーホルスターに拳銃を差していた。
「お客様、素晴らしい朝ですね」と彼は言い、くすくす笑った。「今日は何をお求めですか?」
彼は不思議そうな顔で俺を見つめ、それから顔を輝かせた。「すぐにお持ちしますよ、お客様」と、くすくす笑いながら。「今日の特典として、タキオン手榴弾をひと掴みお付けしますよ」
「いいよ。」それなら重宝しそうだ。
彼は期待に満ちた目で私を見た。「で? どんなポップパーにする?」
「え?」
「パンチだよ、兄ちゃん。仕掛けてくれたんだから、今度は俺をノックアウトしてくれよ。レーザーでな」彼はクスクスと笑った。
ようやく意味が分かってきた。「つまり、レーザーは買えないってことか」
「もちろん買えないよ、お嬢ちゃん」と彼は言い、表情を曇らせた。「知らなかったの?」
「長い間、くにを離れてたんだ。」
「世界を、だろ。あんたは長い間、この世界から離れてたんだな」彼は左手をぽっちゃりとした腰に当てた。その仕草のおかげで、偶然にも銃に手が届きやすくなっていた。彼は胸の中央を掻いた。
俺はじっと立ち尽くした。「その通り。軍を辞めたばかりなんだ」
彼はあごを落とした。「おい、冗談じゃないだろ? 宇宙で奴らを撃ちまくってたのか?」
「その通りだ。」
「おい、お前らが齢をとらないって話、全部デタラメだったんじゃないのか?」
「うわっ……マジかよ。俺とほぼ同い年じゃないか。」彼はクスクスと笑った。「あれは政府がでっち上げた話だと思ってたよ。」
「とにかく……俺がレーザーを買えないって言うけど――」
「いや、違うよ。違う、違う、違う。ここは合法な店なんだ。」
「じゃあ、何なら買えるの?」
「ああ、拳銃、ライフル、ショットガン、ナイフ、防弾チョッキ……ただ、レーザーや爆発物、フルオート武器はダメだよ。」
「ああ、ちょうどいいものがあるよ。」彼は私をショーケースの方へ手招きし、後ろの扉を開けて巨大なリボルバーを取り出した。「4-10ゲージの6連発だ。」彼はそれを両手で包み込むように抱えた。「恐竜も止められる代物さ。正真正銘のオールド・ウェスト・スタイル。スラグ弾かフレシェット弾だ。」
「フレシェット?」
「ああ、そうだな……えっと、小さなダーツが束になったようなもんだ。撃つと、特定のパターンで飛び散る。そうすれば外すのは難しいよ。」
俺の好みに合いそうだ。「試射できる場所はあるか?」
「もちろん、もちろん。裏に射撃場があるんだ。アシスタントを呼んでくるよ」彼はベルを鳴らすと、少年が店番をするために現れ、私たちは裏へ入った。少年は途中で赤と緑のショットガン弾の箱を手に取った。
射撃場は二つのエリアに分かれていた。透明なプラスチックのドアがある小さな控え室と、そのドアの向こうにある長い廊下で、廊下の片端にはテーブル、反対側には的が設置されていた。的の後ろには金属板があり、どうやら弾丸をそらして下の水槽に落とす仕組みのようだった。
彼は拳銃に弾を装填し、テーブルの上に置いた。「ドアが閉まるまでは、絶対に手に取らないでくれよ。」彼は前室に入り、ドアを閉めると、マイクを手に取った。「よし。初めてだから、両手でしっかり握っておいたほうがいいよ。」 俺はその通りにし、中央の的——腕を伸ばした先で親指の爪ほどの大きさに見える正方形の紙——の高さに銃を構えた。的の近くにも当たらないだろうと思っていた。引き金を引くと、撃鉄はすんなりと引かれたが、何も起こらなかった。
「いや、違うよ」と彼はマイク越しに、金属的な笑い声を交えて言った。「本物の旧西部劇スタイルさ。撃鉄を引き戻さなきゃいけないんだ。」
なるほど、映画の通りだ。私は撃鉄を引き、再び照準を合わせ、引き金を引いた。
その音は耳をつんざくほど大きく、顔がヒリヒリした。銃が跳ね上がり、危うく私の額に当たるところだった。しかし、中央の3つの的は消えていた。空中に舞うのは、紙の小さな切れ端だけだった。
「これを買うよ」
彼は腰用ホルスター、弾丸20発、胸と背中を守る防具、そしてブーツの鞘に収めた短剣を売ってくれた。戦闘服を着ていた時よりも、はるかに重装備になった気がした。だが、これを運ぶのを手伝ってくれるウォルド―はいない。
モノレールには、各車両に2人の警備員が乗っていた。ハイアッツビル駅で降りるまでは、この重装備は余計なものだったのではないかと感じ始めていた。
ジョー・ホールドマン『終りなき戦い』Joe Haldeman, The Forever Warは1974年に公刊され、翌年のネビュラ賞、翌々年のヒューゴー賞を受賞して、半世紀を経た今日でもロバート・A・ハインライン『宇宙の戦士』と並ぶ宇宙戦争SFの古典として読み継がれているが、初版の翻訳である日本語訳(風見潤訳、早川書房、1978年)ではいまひとつその高評価の理由がわかりにくいうらみがある。実は本書は初版刊行時には編集者の意向で内容が修正されており、今日の高い評価は1991年の原型復元版、そして1997年の決定版に主に基づいている。
ここでは重要な修正箇所(地球への帰還、除隊から主人公の母親の死の手前まで)を現行版(2011,Ridan。この他SF-Masterworks版などがある)に基づいて邦訳したものをアップする。邦訳作業はDeepLで下訳したものを適宜修正した。旧版の邦訳は国会図書館デジタルコレクションで閲覧できる(https://dl.ndl.go.jp/pid/12586124)ので、読み比べていただきたい。
知られているように初版の邦訳者風見潤氏は、詳細は不明だが既に物故していると推定される。
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(「シリ大尉登場前までは旧版と同じ。シリの階級が軍曹から大尉になっている。)
「しかし、この世界についてもっと詳しく話すために、地球から到着したばかりのシリ大尉に話を引き継ぐことにする。大尉?」
「ありがとうございます、将軍。」彼の肌や顔に何かおかしいところがあるように見えたが、やがて俺は、彼がパウダーと口紅を塗っていることに気づいた。彼の爪は、滑らかな白いアーモンドの形をしていた。
「どこから話せばいいのか……」彼は上唇をすぼめ、眉をひそめて私たちを見つめた。「私が少年だった頃と比べて、世の中は本当に大きく変わってしまった。
「私は二十三歳だ。つまり、諸君がアレフへ旅立った時、私はまだおむつをつけていた頃だ……まず最初に、ここにいる諸君のに同性愛者は何人いる?」いやしない。「それは特に驚きではありません。だが私はそうだ。ヨーロッパやアメリカの人口の約三分の一はそうだと思う。
「ほとんどの政府は同性愛を奨励している――国連は中立で、各国の判断に委ねているが――彼らが同性愛生活を奨励するのは、主にそれが唯一確実な避妊法だからだ。」
私にはそれはこじつけに思えた。軍隊での我々の避妊方法はかなり確実だ。すべての男性が精子バンクに精子を預け、その後、精管結紮術を受けるのだ。
「将軍がおっしゃったように、世界の人口は90億人だ。諸君が徴兵されてから2倍以上に増えている。そして、その人々の3分の2近くが、学校を卒業するやいなや生活保護を受ける羽目になっている。
「学校といえば、政府は君に何年間、公立学校での教育を受けさせた?」
彼は俺を見つめていたので、私は答えた。「14年です。」
彼はうなずいた。「今は18年だ。試験に合格しなければ、さらに長くなる。そして、どんな仕事にも就く資格を得たり、第一種給付を受ける資格を得るには、法律で試験に合格することが義務付けられている。そして、若造よ、第一種以外の給付だけでは、生活するのは難しい。わかるか?」ホフスタッターが手を挙げていた。
「サー、どの国でも公立学校は18年間あるんですか? そんなにたくさんの学校をどこで見つけるんですか?」
「ああ、ほとんどの人は最後の5、6年間を、自宅やコミュニティセンターでホロスクリーンを通じて学ぶんだ。国連には40から50の情報チャンネルがあり、24時間体制で授業を行っている。
「だが、君たちのほとんどはそんなことを気にする必要はないだろう。軍に入れば、君たちはすでに頭が良すぎるくらいだからな。」
彼は、実に女性らしい仕草で目にかかった髪を払い、少し口をとがらせた。「歴史について少し話そう。諸君が去った後に起きた、最初の本当に重要な出来事は『配給戦争』だったと思う。
「それは2007年のことだ。多くの出来事が同時に起きた。北米でのイナゴの大発生、ビルマから南シナ海にかけての稲の疫病、南米西海岸一帯での赤潮――突然、皆に回すだけの食糧が足りなくなってしまったのだ。国連が介入し、食糧配給を掌握した。 すべての男女、子供に配給手帳が配られ、それによって月に一定量のカロリーを摂取できるようになった。もし月間の割り当て量を超えてしまったら、翌月の1日になるまで空腹を我慢するしかなかったんだ。」
アレフを過ぎた後に拾い上げた新参者の中には、集合代名詞として「he, his, him」の代わりに「tha, ther, thim」を使う者もいた。それが普遍的なものになったのかと私は思った。
「当然ながら闇市場が生まれ、まもなく社会の各階層の人々が消費する食料量に大きな格差が生じた。エクアドルの私兵集団『インパルシアルス』は、栄養状態が良さそうな人々を組織的に暗殺し始めた。この動きは瞬く間に広まり、数ヶ月も経たないうちに、世界中で全面的な、非公式の階級戦争が繰り広げられるようになった。 国連は1年ほどで事態を収拾することに成功した。その頃には人口は40億人にまで減少し、作物はほぼ回復し、食糧危機は終息していた。配給制は維持されたが、それ以来、これほど厳しい状況には二度と陥っていない。
「ちなみに、将軍は諸君の理解を助けるためだけに、受け取る金額をドルに換算していた。今や世界には唯一の通貨、すなわち『カロリー』しか存在しない。諸君の3万2千ドルは、およそ30億カロリーに相当する。あるいは300万k、キロカロリーだ。
「配給戦争以来、国連は実行可能な場所であればどこでも自給農業を奨励してきた。もちろん、自分で育てた食料は配給の対象外だ……これにより人々は都市から離れ、国連の農業保留地へと移り住み、都市部の問題の緩和に寄与した。しかし、自給農業は大家族化を助長する傾向があるため、配給戦争以降、世界の人口は2倍以上に増えている。
「それに、僕が少年時代に覚えていたような電力の豊富さはもうない……君が覚えている頃よりも、おそらくかなり少ないだろう。 世界中で、昼夜を問わず電力が使える場所はほんの数か所しかない。一時的な状況だと言い続けているが、もう10年以上も続いているんだ。」
彼はそんな話を長い間続けた。まあ、正直なところ、その多くは別に驚くことではなかった。この2年間、俺たちは他のどんな話題よりも、故郷がどんな様子になっているかについて話すことに多くの時間を費やしてきたからだ。残念なことに、俺たちが予言した悪いことのほとんどは現実のものとなってしまったようだが、良いことはほとんど実現していない。
俺にとって最悪だったのは、おそらく、素晴らしい公園の大部分が彼らに接収され、小さな農場に分割されてしまったことだろう。手付かずの自然を探そうと思えば、植物を育てることなど到底不可能な場所へ行かなければならなかった。
彼は、ホモライフを選んだ人々と、彼が「ブリーダー」と呼ぶ人々との関係はかなり円滑だと言っていたが、俺は疑問に思った。俺自身、同性愛者を受け入れることにそれほど抵抗はなかったが、これほど多くの同性愛者に接した経験はなかったからだ。
また、失礼な質問への答えとして、彼は自分のパウダーやメイクは性的嗜好とは何の関係もないとも語った。単にスタイリッシュなだけだ、と。俺は時代遅れになる覚悟で、素顔のまま過ごすことに決めた。
20年の間に言葉遣いがかなり変わっていたとしても、驚くことではなかったのだろう。両親はいつも物事を「クール」だと言ったり、ジョイントを「グラス」と呼んだりしていたし。
地球へ戻る乗り物が手配されるまで、数週間待たなければならなかった。俺たちはアニバーサリー号で帰ることになっていたが、その前に船を分解して、再び組み立て直さなければならなかったのだ。
その間、俺たちは居心地の良い2人用の宿舎に配属され、すべての軍務から解放された。俺たちのほとんどは、図書館で22年分の時事問題を追いかけようと日々を過ごした。夜になると、下士官クラブ「フローイング・ボウル」に集まった。もちろん、二等兵がそこにいるのは本来許されていないことだったが、蛍光色の戦闘リボンを2本もつけている人間には、誰も異議を唱えられないことがわかった。
バーでヘロインが提供されていることに驚いた。ウェイターによると、中毒にならないように「相殺用の注射」が打たれるそうだ。かなりハイになって、一度試してみた。二度とやらない。
ストット少佐はスターゲイトに残り、そこで新たなアルファ攻撃部隊の編成が進められていた。残りの我々はアニバーサリー号に乗り込み、6ヶ月間の旅を比較的快適に過ごした。コルテスはすべてを「軍隊」らしくするとは主張しなかったため、ヨド4からの旅よりもずっと快適だった。
最期の演説で使用したマイクや割れた衆議院記章、成蹊小学校在籍時の日記など、幼少期から国葬儀までの遺品を展示。
安倍元総理の力強い言葉や、関係者によるインタビューなどを集めた映像で偲ぶ回顧展を開催。
開場時間: 11:00~19:30(※最終入場 19:00)
会場: 奈良県コンベンションセンター コンベンションホールB
開場時間: 10:00~18:30(※最終入場 18:00)
販売ページ(チケットぴあ):https://w.pia.jp/t/abeshinzo-kaikoten/
招待券: 無料(クラウドファンディングのリターン品)
※いつでも入場可能
※日時指定制
※当日に受付で販売
その他
・中学生以下無料 ※学生(高校生・大学生)については受付で学生証の確認をします
・障がい者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、愛の手帳、被爆者健康手帳)のご提示で、手帳保持者は1名、介助者1名まで無料
関連URL
https://abeshinzo.jp/
YouTube「安倍晋三デジタルミュージアム」にて第一回公開中!
https://youtu.be/ocihZcrOTME
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000165308.html
診断受けて手帳もらった方が楽なのでは?
やろうと思ったことが一つ他の何かが差し込まれただけでスポッと抜け落ちるんだよな…マジでどう対策したものか
割と本読むんで言葉は通じるけど実行するとアホが出るタイプなんで免罪符付きでどっか障害者枠で雇ってもろて
お願いしますよ🥺
アラサーを迎え、自分の人生を振り返った時にいろいろと思うことがあり、
回転がゆっくりな頭ではオーバーフローしてしまって一度文章として吐き出したくなったので書き込みます。
普段は自分の思っていることを吐き出すことが少なく、長文も書くことがないので日本語を誤用したり間違っていたりしているかも。
主観で書いたので多分150%増しに被害者面してます。ごめんなさい。
さて、私は生物学上の父が嫌いです。
私が学生の時に、父は自らのルーズさ故に多額の借金をし、会社にも離縁(訴)状を叩きつけられクビになりました。
父はまた家族が暮らせるような環境が整ったら迎えに来るといって母と離婚しました。
専業主婦だった母は一人で育てられる経済力なんてもちろんなく、母子ともども母方の祖父母の元に身を寄せました。
祖父母のおうちは太くもないですが細くもなく、ありがたいことに余裕はないだろうに金銭面も生活面も嫌な顔をせず支援してくれました。
また、母の兄弟も私たちを邪険にすることなく、外に連れ出してくれて時にはお小遣いもくれました。
そうした人たちのおかげで義務教育だけでなく高等教育まで修了することができました。
周りの支援してくれた方々には足を向けて寝ることはできません。一生の御恩として今でも感謝しています。
一方で、そうしたご厚意で、温情で、あるいは不憫な親戚の子供として気にかけてくれる度に
普通の家庭とは異なる、そうした支援がないと自分たちが生活できないことにピリピリとした息苦しさ感じていました。
(支援してもらっていたのだから、学校でも家でも迷惑をかけてはならない。大学も学費を払ってもらった以上しっかり学費分以上に勉強しなければと身を引き締めることを考えて生活していました)
今となっては、恵まれた環境で育っているのだからそんなことを思うことすら贅沢というか烏滸がましいと思いますが、
両親に対してなぜ子供を作ったのか、こんな惨めな思いまでして生きていかなければならないのかと考えていた時期もありました。
父がいずれ迎えに来る、そう思って母も弟も私も(そして迷惑を被っていた祖父母も)頑張って毎日生きてました。
時折父から母のもとに「今こういう状況で頑張っています」というメールが届いていたものの、
その報告メールのスパンは空いて、数年後「迎えに行けません、ごめんなさい」という趣旨のメッセージが届きました。
経緯や説明もなし。
専業主婦で自分で稼ぐ術を持たぬ母を丸腰で放り出して、挙句の果てに子供まで見捨てるのか。
父方の親戚から「お年玉、お父さんに渡しておいたから受け取ってね」と連絡がなければ、お年玉を準備してくれていたことすら知らなかった。
社会人としては尊敬できなくとも、肉親としての父親は優しく信頼できる存在だった父を頭の中で埋葬しました。
今となってはどのような経緯でどういった背景があって、その決断に至ったのかを知ることはできませんが(というより別に興味もありませんが)
犯罪や不貞を犯して親子関係を抹消した方がまだましだと思えるくらい、最悪でした。
かくして、生物学上の父親から我々は離縁され今に至るわけですが、当然その予後は良いわけがなく。
父が迎えに来ることを心の支えにしていた母は、心身を壊し、手帳保持者になりました。
あんなに明るく面白かった母が、げっそりし、表情が抜け、時折包丁を振り回し自殺をほのめかすような廃人になる姿は二度と見たくありません。
症状が落ち着かない母に対してどのように接していいかわからず、腫れ物のように扱うのを見て悲しくなりました。
いつよくなるのかわからない状況で焦りが見えはじめ、穏やかな祖父母ですら声を荒げたり、血縁である祖母と母の関係性が悪くなるのを目にして、
もはや肉親ですら分かり合えることはないのだと子供ながらに理解しました。
(今となっては、あの母の様子を見てどのように接していいのかわからないというのも理解できますし、
そんな私たちを切り捨てなかった祖父母・親戚には、重ねてにはなりますが本当に感謝しています)
周りからも必ず言われる言葉「お母さんと弟を頼んだよ」は、長女として誇らしく、母を支えねばと思いながらも、私を縛る楔にもなりました。
じゃあ私自身は誰が支えてくれるの、助けてくれるの、と。
(ちょうどその時期に「Nのために」というドラマが放映されており、クソ親父を持つ主人公家族と自分たちが重なったのがとても印象に残っています。)
金銭的には助けてくれても、その環境からは誰も助けてはくれないことを悟り本当に苦しかった。
みんながお小遣いをもらい、家庭の心配などせずに勉強して、遊んで、安心してお家に帰れる環境がうらやましかった。
祖母と母の言い争いに仲介しなきゃとかベッドに潜る母の様子を見なきゃと思うと、毎日帰り道の足が重かった。
でも、それが私の家族だから。面倒を見てもらっているからと毎日必死でした。
(そんな中で希望となったのは、アイドルやアニメ・ゲームでした。
友達とジャニーズについて話したり、頑張ってバイトしてためたお金でライブに行ったり、ゲームを遊んだり、今でいう「推し活」が心の支えでした。
これらがなければ、今の私はいませんでした。本当にありがとうございました。)
この状況を作った父が憎らしく、またこの状況を全く知らない、その後の私たちの状況を知ろうともしない父に怒りが沸きました。
人を壊しておいて、人の人生をめちゃくちゃにしておいて、のうのうと、平然と、生きている父が許せませんでした。別に父も許しを乞うているわけではないでしょうが。
「1歩進んでは2歩下がる」ような感じで過ごしつつも、生きながらえて大学卒業までできました。
就職は実家から離れた場所を選びました。一人暮らしがしたかったから。一人部屋で誰もいないところで過ごしたかった。
家族が、特に母と弟が心配ではありましたが変化も必要と押し切りました。
物件を借りる際に、割引キャンペーンを適用するには両親どちらかを保証人にすべきという条件がありました。
叔父・叔母、祖父母ではダメかと尋ねたもののNG回答で、祖母が涙ながらに「保証人になれなくてごめんね」と言わせてしまったことは一生心のシコリとなっています。
無職・手帳持ちの母では当然審査落ち、一番頼りたくない父に頼らざるを得ず、悔し涙を流しながら保証人になって下さいとメールしたこともシコリになっています。
連絡が取れたこと、拒否されなかっただけまだ父にも良心があったのだと思いますが、今後もこんなふうに血縁関係の縁は決して切れないのだと思った出来事で私の中ではショックを受けた出来事の一つです。
(今となっては、保証人いらずの物件を借りればいいだけではあるのですが、社会に出る前のヒヨコには無情に思えた出来事でした)
あの時は複雑だっただろうに、快く送り出してくれた祖父母と母・弟に感謝しています。
そのあとは、「時間が傷を癒す」とも言いますが、いい風回しとなり、母も私も弟も落ち着くべきところに落ち着きました。
(母と弟の間では色々あったとは思いますが、その苦労は私には見せないでくれています)
そんな環境で育ち、誰よりも感情や誰かの視線に敏感になったであろう弟は、ひねくれもせず(というかひねくれることすらできなかったかもしれませんが)心優しい人になりました。
周りの支援あってか社交性もあって私よりも社会になじめている気がします。どうか彼女と幸せになってほしい。
もともと男勝りな私ではありますが、これらの出来事も相まって、結婚や子育てはものすごく遠くのものとなってしまいました。
誰かと恋する、誰かを愛する、慈しむ、そういう感情がごっそり抜け落ちてしまったように思います。経験もない喪女です。
また、父の面影を発見してしまうことが嫌で、鏡を見ること、写真を撮られることも好きにはなれません。血は化粧でごまかせないので化粧も嫌いです。
自分の中に父親に似たルーズさ、だらしなさを自覚するたびに自分が嫌いになります。
父の存在が私の中で消えている今、自分自身が一番嫌いまであります。自分のことをどうやって好きになればいいのかわからない。
母には申し訳ないですが、父のDNAが残る子供も作りたくはありません。子供は大好きだけど。
自分の手で父のNDAを引く子供を育てられる気もしません。(そもそも相手がいないという話はおいておいて)
憎らしい恨めしいと思う気持ちも0ではないけれど、もはや何も感じません。勝手にすればいいんじゃない。
むしろ、老後の面倒はその人に見てもらえることに安堵してます。
ただ、私はこどおばで誰かに色恋のベクトルを向けられないのに、還暦間近のジジイが元気なのは少しイラっとしてます。純粋に羨ましい。
アラサーで周囲がどんどんステージアップしていくなか、こどもおばさんのまま取り残されていて焦りを感じてらしくもないことをしてしまいました。
ずっと抱えてきたネガティブな感情を少しでもポジティブに変えたくて書いてみたけど、やっぱり難しいですね。
割り切れもせず、このままかもしれないけど、やっぱり未来は明るいことを期待して締めくくります。
こんな誰かの不幸が誰かの蜜なっていれば幸いです。
時は大正13年10月20日の午後5時、代議士、望月小太郎氏の秘書笠井氏が所用あって伯父の処に電話を掛けると、それがどうしたものか混線して、市役所の交換台へ接続された。これだけでは何の事もないが、翌日、市役所の交換手と称する女から、奇妙な電話が笠井氏の処にかかって来た。
『私は山梨県南都留郡出身の吉田というものですが、お願いしたい事がありますので、御都合のよい時お伺いしてもよろしうございますか。』との丁寧な少女らしい言葉であった。笠井氏は不思議には思ったが、同郷の人間と聞き別段怪しみもせず過していると、その翌日また吉田という少女から電話がかかった。『どうもお宅へはお伺いし憎いので、今日万世橋のステーションまで是非いらしゃって下さい。お解りにならないといけませんから、私は目印に片手に手帳をもって居ります。
氏もやや腑に落ちぬ処もあったが、一種の好奇心で出掛けて行ってみると、それらしいすがたは一向に見えなかった。すると翌日、今度は中村という女から電話がかり、『私は吉田さんのお友達ですが、家庭の事情で急に芸者に身を沈めることになりました。』という。そこで、氏は公娼廃止廓清会の人々にこの顛末を話し、交換手の身許を調査させる事にしていると、翌日又もや中村という女から電話で、『私はとうとう芸者になってしまいました。」と、酒にでも酔った時のような口調でかけて寄越した。
そこで笠井氏は、いよいよ不審に思い、翌日、市役所に電話をかけてみると交換手には吉田というものも中村というものもいないという。初めて悪戯だなという事も解り、市役に強硬に談判した。市役所では吃驚して係の者が交換手を厳重に取調べてみると、この悪戯も彼女達の仕事とわかった。彼女達のある者はラジオ団を作り、その一味は何れも電話を利用して通話の模様を全部きき取り、電話番号によってその住所をたしかめた上偽名で未知の青年を誘惑しようとしてたのである。電話線を微妙に利用して、未知の男を誘惑するなどということは、世の中も随分変ったものである。
マジでクソだと思うので、離れた方がいいです…😟
自己愛性パーソナリティ障害の人は、基本的に職場で嫌なお局様とかパワハラ、モラハラ上司になるわけですが、
自分に病識がない、という点で統合失調症に近い、というか、統合失調症の方が気味が悪くても、加害性がないぐらいで、
自己愛性パーソナリティ障害の人は加害性があります、周囲を不幸にするので、まずは孤立させる…😟
それから、どんなに美人でも、人間はいつまでも若いままではいられないので、
自己愛性パーソナリティ障害のようなサイコパスの人は、異常に自分の美貌、容姿にこだわりますが、
基本的に、見てくれはいいが、中身は空虚な人が多いので、異常にメイクにこだわりますが、
歳を取り、容姿が衰え、性格の問題から結婚が遅れる、離婚して再婚できない、結婚が破綻しやすい、維持できない、
周囲には見放されて孤立している、となれば、流石に態度を変えないと、生きていけなくなります…😟
多分、そういう段階になっても、自己愛性パーソナリティ障害の人は、自分の性格に問題があるという認識はないわけですが、
自然とそうなって、うつ病とか、なんらかの精神疾患になるはずです…😟
そこから、メンクリに通院し、精神障害の手帳を取るなどして、うつ病の治療をするなどしているうちに、
過去の自分の性格を修正しないと、これからの人生は生きていけない、と自然と自覚する可能性がある…😟
中途半端に美人だと、性格に問題があっても若いうちはなんとかなりますし、他人を攻撃して憂さ晴らしもできますが、
1、発見の経緯
有名すぎる中部地方のネットストーカーを呼び込んだのは、旧ツイッターのとあるイオンの庭に住むテレビ好きのお兄さん。
最初は熱心にまとめを作る人なのかと思っていたが、そこから粘着執着が始まった!
次々にアカウントを作成し、別垢で呟いたことを他人を装ってRTするという使い古された手口を用い、相手を責め始めた。
これを不審に思い、我々取材班は調査を開始。まるで字幕ありでテレビを見ているような言葉を使うことから、何らかの障害持ちであると気づく。
2024年夏、ツイッターのA知県T田市のアカウントを調査していたところ、A葉町の郵便番号と番地をユーザー名に使う人物を発見!
ツイフィール(凍結)を使った自己紹介など、文章が同じこと、ofuseというサイトのアカウントにあった名前から特定方面を特定に成功した!!!
そんな該当の人物は支援学校に通った、または縁があり、発達障害、聴覚障害者だと言われているようだ。
愛知県の卵アイコン(トマトが取れる県)、審神者、キャンプガールは6411inoinoの複数アカウントです。
狙った相手、そのフォロイーさん達を狙い、相手の鍵を突破するため、あの手この手を使います。全てブロックしてください。
何回もアカウントを変えフォローしてこようとするが、自身がネットストーカーをやってるという自分の加害性に気づいて欲しい。
カジュアル感覚で複数のアカウントを使っての監視、晒し、自作自演、「非公式」「検索して出てくる〜とは関係ありません」という言葉を使ってのなりすまし、乗っ取りを得意とし、
X、ofuse、ブルースカイ、misskey、mastodon、note、ameblo、livedoorブログなどで龍角散の歴史を教えている人からリプライを貰いました
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このアカウントをひと通り見てみましたが
・自分は支援学校在籍や勤務歴はなく、聴覚などの身体障害者でも知的障害者手帳所持者でないから、自分の話は本当の話だから安心してほしい
・だから秋田県の自治体や観光協会、龍角散株式会社が六郷(美郷町)だと紹介する龍角散の歴史は間違いである。
・秋田の観光ガイドや新聞社、岩手朝日テレビ顧問はデマを吹聴しているから被害届を出す予定だ
という内容を繰り返し主張していました
これはどこまでが本当の話なのでしょうか?
龍角散の会社のホームページの紹介が嘘やデマとはとても思えないのですが・・・
アドレスをはるので富山県の歴史にくわしい人に教えてもらいたいです
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