情報機関を持っている国は珍しくありません。多くの国々は、情報機関の活動が目立ったり、注目を集めたりしないよう細心の注意を払っています。
ところが、ロシアはまったく逆です。プーチン大統領は、しばしばロシアに強力な情報機関があることを誇らしげに語ります。非合法工作員による暗殺を公然と称賛したことさえあるのです。
なぜロシアは他国と異なるのか。暗殺を含む秘密工作の実態とは。さらに、強大な力を持つ情報機関の存在が実はロシアの大きな弱点になっているという実態も、取り上げました。手にとってお読みいただければうれしいです(デジタル版では7月配信予定)。
今回の取材では、ドイツ、エストニア、英国を訪れ、専門家にインタビューしました。
GLOBEの紙面では、スパイに関連した部分を取り上げたのですが、それ以外にも多くの興味深いお話をうかがうことができました。
プーチン氏の誤算、続く戦争 ウクライナ侵攻は退陣戦略の一環? 2026年6月28日 13時00分 編集委員・駒木明義
特集記事を書きました。タイトルは「スパイ大国ロシア」です。 情報機関を持っている国は珍しくありません。多くの国々は、情報機関の活動が目立ったり、注目を集めたりしないよ...
「統治の集大成」となるはずが… ロンドンで取材したのは、マーク・ガレオッティ氏。世界的に名高い、ロシアの軍事・情報機関についての専門家です。 プーチン氏はなぜ、ウクラ...
「コロナ禍」が最後の一押しに? ソ連やロシアの歴史を振り返ると、最高指導者が名誉ある退陣を実現できた例は、ほとんどありません。 死去以外でその座を去ったのは、フルシ...
プーチン氏にはやはり影武者がいる? 疑念抱いた「危険な現地視察」 その間にプーチン氏は「自分に残された時間は長くないかもしれない」と初めて強く意識し、ウクライナ問題の...
閉ざされた退陣シナリオ ガレオッティ氏は指摘します。 「行動の前提となったプーチン氏の考えは次のようなものです。ウクライナ人という民族はフィクションなのだから、ロシア...
「ウクライナ侵攻後のロシア兵死者、50万人」 英情報機関トップ 名誉ある退陣どころか、戦争をやめるにやめられない。それが今のプーチン氏が置かれている状況ではないでしょうか...
服部倫卓 北海道大学教授=ロシア・東欧 記事で取り上げられているガレオッティ氏以外にも、別の観点から、プーチンは戦争を簡単にはやめられないと見る分析は各種ある。 たとえば...
人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。 景気以上の価値が存在する、という説と 景気に勝るものはない、という説とだ。 人は戦いをやめるとき前者を口実にし、 戦いをやめないと...