2026-04-10

不登校不安を煽る商売に耳を貸すな「原因」なんて分からんことが普通

いじめもない、家庭トラブルもない、学校普通けが病気もないけど学校に行かなくなってしまう「マイルド不登校」が増えているらしいという話

https://togetter.com/li/2684194

この件さあ。無茶苦茶なんだけど同意している人が多くてドン引きしてる。こんな不登校ビジネスの連中に耳を貸すべきではない。

事実の整理 - そもそも不登校の「原因」は昔から変わってない

事実として、文部科学省調査だが、不登校の直接的なきっかけとしては

ぐらいの割合で多くは変わってない。昔からトップが連中が言う「マイルド不登校」ってやつで、具体的な問題があって不登校であるという事の方が少ない。

なので「増えている」ということそのものミスリードおかしい。全体の認知件数は増えているが、特段連中が「マイルド不登校」と称するもの割合的に有意に増えていると言うことはない。

恐らくこれを言うと「マイルド不登校」という定義不明理屈をひねり出して「私もかなり精査しました」とか主張するんでしょうがね。

また、ここでいう「きっかけ」や「原因」と言うのは、それを取り除いたら復帰できた、という結果から逆算されるケースがほとんどなので、それが分かった時点で解決したも同然なのである

しろその原因を丁寧に探って言語化していくことこそが問題解決するプロセスの一つのルートであって、分からないことが普通なのだから、それを「マイルド不登校」などという定義を作って煽ること自体ナンセンスだ。

不登校そもそも予後が悪いのか?

これも印象論で、これもきちんとした追跡踏査が行われているが、おおよそ不登校の8割が継続した就学就労についているなど、いわゆる「社会適合」している。

そしてこの「継続し就学就労についている」といった「社会適合」の定義でいくと、労働人口の1割強が適合できていないと分類されるので、不登校経験している人たちが特別に高いかというとそうでもない。

一方で、短大大学専門学校進学率でいくと4割強で、一般の5割強よりもこれも1割ほど少ないと言う数字になっているが、これでも大幅に少ないわけではない。

生涯年収については不登校というよりも進学先の学校による違いほぼ同じという事にはなっている。

それでも若干不登校の方が数字が悪いだろ、と言う声について

これは同じ人間不登校になった場合と、強引な手を使って強制的学校に行かせた場合と、超高額なフリースクールなり塾なりの業者に金を払った場合で、対照実験できるわけではないのでわからない。

例えば、元々本人が備えた資質が、集団行動に馴染まないものであった場合、強引な手を使って学校に行かせた方が良いとは言えない。

ただ言える事は、高額な塾に金を払ったら問題解決した、というようなコンセンサスが取れた研究例は存在しない。

それから「もし自分があの時不登校にならなかった活躍していたに違いないから、なんであの時強制的学校にいれてくれなかったの?」みたいな事を言うのは、本人の勝手ではあるが、それは何も担保しないのであんまり全体の議論資するものではない。

それは結局「あの時無理矢理学校にいかされたせいで社会に適合できなくなって、今は引きこもり仕事ができない」(場合によっては自殺さえも多く発生して社会問題になった)と言う多く発生した問題解決するために今の考え方になっているということをまるっと無視しているかである

不登校ビジネス」に注意。

不登校件数右肩上がりで増えている。これは割合件数も全体的に増えている。

それに対して、不安を煽った上で、高額の料金をふっかけて対策をする、と称する業者が登場している。

当たり前だが、多くの不登校児はそんな高額の金を払う事はできないわけで、彼らを利用して問題解決ができた例は少ない。

なので、彼らが持っている例というのはどこまで行っても一般化することが難しい特殊例であり、彼らが見えている部分で全て語ることはできないのである

幸運にも彼らに払える金があって、その環境に合うのなら否定はしないけれど、彼らを使わなければ問題解決できないと思い込むことは間違いであり、利用には冷静になりたい。

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