「利益上げるのは後」商品の多くは100円 輪島市でスーパー再開

関田航
【動画】一部の生活用品をのぞいて100円にして営業を再開したスーパー「ワイプラザ輪島店」=関田航撮影
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 能登半島地震で被災した石川県輪島市のスーパーマーケットが4日に再開し、多くの人たちが買い物に訪れている。一部の生活用品を除き、商品の値段は税込み100円にそろえた。各地で道路が寸断され、物資不足に悩む被災地の生活を支えている。

 5日朝、輪島市宅田町にある「ワイプラザ輪島店」を訪れると、カップ麺、パックご飯、水やお菓子など食料品のほか、簡易トイレやポリタンクなども並んでいた。

 従来の売り場は天井や棚が崩れて危険なため、余震が起きてもすぐに避難できるイートインスペースを仮設売り場にした。

 商品の仕入れは通常の1割ほどにとどまる。食品営業本部長の大道豊春さんによると、従業員たちが地震発生の翌日から売り場を片付け始めたという。状態のいい食料品や衣類、生活用品をかき集め、4日朝、開店にこぎ着けた。

 「今はみなさん困っているとき。少しでもお客さんの役に立ちたい」と大道さん。「利益を上げることは、後で考えればいい」と、商品の多くを100円にしたという。

 近くに住む桐地孝助さん(73)の自宅は、地震で窓が割れ、玄関ドアも外れてしまったという。「大きめのブルーシートとランタン、冬野菜などを買った。大変お買い得で、ありがたい。前向きに考えて頑張りたい」と話した。

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