最近、SNSやネットニュースで「ダークパターン」という言葉をよく見るようになりました。ダークパターンは、消費者が気付かないうちに不利な判断や意思決定をしてしまうように誘導するデザインのこと。Webサイトやアプリなどにみられます。 ユーザーをだますWebデザインは、20年以上前からありました。例えばリンクを1回クリックしただけで入会処理が完了し、高額な料金を請求される「ワンクリック詐欺」の手口などが有名です。 また2000年代は多くのWebサイトやサービスが登場する時代でした。そんな中、事業者が意図して、あるいは意図せずとも消費者に不利益をもたらすデザインが大量に生まれます。それらを類型化し「ダークパターン」という概念で世の中に警鐘を鳴らしたのが、英国のUXデザイナー、ハリー・ブリヌル氏でした。2010年のことです。 ブリヌル氏は、ダークパターンを「偽装広告」や「比較防止」など16に類型化し

