日中韓首脳会議での一コマ。韓国の朴槿恵大統領と中国の李克強首相が距離を縮める一方で、時計の趣味が合わないのか、安倍首相は蚊帳の外? 数年前、スイスの時計メーカーはこぞって中国向けの限定品を発表した。限定生産数を縁起のいい8にしたり、文字盤にドラゴンを描いたりと、明らかに中国圏以外では売れないものばかりだった。時計の関係者はこういった限定品を見て、中国市場の攻略は難しくないと思ったが、やがて彼らは、認識の甘さを思い知らされる。 「文字盤にドラゴンを描けば中国人は喜ぶと思っているメーカーは、そもそも中国人を馬鹿にしている」。そう語ったのは、著名な時計専門誌、『Revolution』の創設者であるウェイ・コーだ。とある中国の著名なコレクターも、「中国人にはパンダだのドラゴンだのをあてがっておけばいい、というのは大きな勘違い」と述べた。 しばしば、スイスの時計メーカーの中国担当者でさえ誤解する中国

