Pythonのパッケージ管理や仮想環境の構築においては、長らく「多種多様なツールが存在するが、どれがベストプラクティスなのかわからない」という状況が続いてきました。しかし、近年登場したRust製のパッケージ管理ツールuvは、その有力な回答として多くのユーザーから支持され、今、急速に普及しています。 過去に登場したツールは、どのような課題を抱えていたのでしょうか。そして、uvの革新性とは。Pythonのスペシャリストであるnikkie(にっきー)さんに、パッケージ管理を巡るエコシステムの変遷を語っていただきました。 標準機能 venvとpipが抱えていた、4つの大きな課題――今回のインタビューでは、Pythonのパッケージ管理ツールの変遷について伺います。まずは、Pythonの仮想環境(venv)が「プロジェクトのディレクトリ内に存在する」という構造が、これまでどのような問題をもたらしてきた

