淡々と、粛々と、川崎フロンターレの大島僚太は、いつもと何ら変わらずインタビューに答えてくれる。ただ、それでもにじみ出る悔しさと、見返してやろうとする反骨心はひしひしと伝わってきた。 自身にとって初となるワールドカップ(W杯)ロシア大会での出場はかなわなかった。いわゆる国内組と海外組の差も実感したし、ピッチに立つことはできなかったが、世界との差も痛感した。ベルギー戦のあとに殴り書きしたという一枚の紙――記した内容は覚えていないというが、きっと心に焼き付いているのだろう。これからも大島は、淡々と、粛々と、目の前の自分に向き合っていく。(取材日:2018年7月12日) ――W杯ロシア大会で、日本代表はグループステージを突破し、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たしました。一方で大島選手は出場機会を得られず、悔しさもあったかと思います。今、振り返ってみると、どんな期間でしたか? 正直、振り返って

