ピースボートの若者たちが世界を旅して得た唯一のものが、「そこそこ仲のいい友だち」というのは非常に痛切でやるせない若者心理を物語っているようにも思います。というのも、今の小中学生の一番の恐怖は「友だちがいなくなること」だそうで、おそらくそれは世界の終わり、人類滅亡くらい大きな危機感なんでしょうね。 若い人にとって一番恥ずかしいことは「友だちがいない」と思われることでしょ。彼氏や彼女がいないのはどうってことない。いない人も結構いるし、まだ笑える。でも、「友だちいない」というのは、救いようがないって感じ。 実際にそういう人はあまりいないと思うけど、1人で食事をとる姿を見られたくなくてトイレでお弁当を食べる「便所メシ」というネット表現。僕はその言葉が若者の気持ちをうまく表現しているような気がします。学食で1人で食べている=友だちがいないと思われないよう、気づかれないよう、本当にひとりきりで食べるこ

