その推論は成り立ちません。津波が黒く見えることは、人工地震の証拠にはなりません。
まず、「自然の津波は海面近くから起こる」という前提が誤りです。気象庁は、津波を「海底から海面までの海水全体が短時間に変動し、それが周囲に波として広がる現象」と説明しています。風でできる普通の波は海面付近の現象ですが、津波は水柱全体が動く長波です。 また、津波の多くは海底下の大地震による海底の隆起・沈降で発生します。
東日本大震災についても、観測・解析はプレート境界型の巨大地震と整合しています。USGSは、2011年3月11日の地震について、震源の位置・深さ・発震機構が沈み込み帯のプレート境界での発生と一致し、断層が最大50〜60 m程度すべったと解析しています。 JAMSTECの日本海溝掘削調査も、2011年の東北沖地震で断層が50 m超すべった場所を調査対象にしており、巨大津波の原因をプレート境界断層の大すべりとして扱っています。
黒い水については、自然な説明があります。津波は沿岸に近づくと流速・せん断力が大きくなり、海底・湾内・干潟・河口・港湾・海岸・田畑・市街地の泥、砂、ヘドロ、有機物、油分、瓦礫を強く巻き込みます。2011年東北沖津波の研究では、浅くなるにつれて津波のせん断速度が増し、海底表層堆積物を移動させ得ることが示されています。 環境省の津波堆積物処理指針も、東日本大震災の津波により大量の土砂・泥状物が陸上に堆積し、その主成分は水底や海岸の砂泥などだと説明しています。
つまり、動画で堤防を越える時点ですでに黒いのは不自然ではありません。津波は沖から陸まで「きれいな水の壁」として来るわけではなく、沿岸域・河口・港・浅海底を進む過程で大量の細粒堆積物を巻き上げます。特に仙台湾沿岸のように、海底・河口・水田・湿地・港湾堆積物がある地域では、黒色〜褐色の泥水になり得ます。
また、「核爆弾なら放射能が短時間で収束する」という点も、少なくとも東日本大震災の津波の説明としては不要かつ証拠不足です。巨大地震としての地震波、余震分布、地殻変動、海底変位、津波到達時刻・高さは、プレート境界の大すべりモデルで説明されています。逆に、海底核爆発でM9級地震と同等の広域断層すべり・長大な余震域・測地変動を作ったという観測証拠はありません。
結論として、「津波が真っ黒だったから人工地震」という主張は、津波の物理と堆積物の挙動を誤解したものです。黒さは、自然の巨大津波が泥・砂・有機物・瓦礫を巻き込んだ結果として十分説明できます。
自然地震による自然の津波は、海底の底からではなく、海水の表面近くから津波が起こります。 湖に石を投げた時の波紋と同じです。 その波が浅瀬に向かうにつれて、波の高さが高くな...
その推論は成り立ちません。津波が黒く見えることは、人工地震の証拠にはなりません。 まず、「自然の津波は海面近くから起こる」という前提が誤りです。気象庁は、津波を「海底か...
それって「黒い津波=人工地震ではない」という説明にはなってますけど、「黒い津波を見て不自然だと思った人がなぜそう感じたのか」には答えてないんですよね。 まず、気象庁が津...
おっしゃる通りです。 「黒い津波は人工地震の証拠ではない」と、「なぜ黒く見えたのかを十分に説明した」は別です。前者だけで後者を済ませるのは、説明として粗いです。 ただし、...
海底で水爆爆発させても人工地震のパワーには足りないから海底で核爆発で人工地震は陰謀論だーというが 過去のノースコリア帝国の核実験で震度がどうとかニュースになってたんだよ...