2026-05-20

常にうっすら死にたい

双極性障害だ。

最近Xで、うつ病の人が「双極が羨ましい、躁のときの行動力クリエティティが欲しい」とポストしてバズっていた。気持ちはわかる。わかるんだけど、躁はエンジンじゃない。時限爆弾だ。

躁のときわたし上司との1on1で「ノーベル賞を取れる」と本気で豪語した。大学にも行ってないのに。上司は「うん……うん……」と相槌を打っていたが、目が完全に泳いでいた。

29のときには3ヶ月で1000万を使って自己破産した。何に使ったかもうあんまり覚えてない。鼻を整形した。金がないのに歯科矯正契約もした。鼻と歯だけはきれいになって、中身は破産していた。

最近また躁が来た。金はもう使えないので男遊びになった。GWの1日に3人をはしごして家に呼んだ。GWだけで15人くらいとセックスした気がする。シフト制かよ。

世間イメージとは逆で、躁のときのほうが死にたくなる。

胸の奥がずっと焦げている感じがする。ふと冷静になった瞬間、ぜんぶが黒歴史として襲ってくる。ノーベル賞発言自己破産、整形、男遊び、ぜんぶ未来自分請求書を受け取る。躁の自分が散らかしたあれこれを、冷静なわたしが拾い集めて家に帰る。完全に保護者

うつときも、もちろん死にたい。一日中寝ることしかできない。自傷もする。自殺未遂は何回もした。でも死ねない。生命力だけはなぜか高い。念願だった会社にやっと入れたのに、うつに入って4ヶ月で辞めた。動けなくて3ヶ月で10kg太った。

うつの「死にたい」は重くて泥みたいで動けない。躁の「死にたい」は鋭くて、いまここで消えたい、になる。あいだに「治っている期間」はない。両方ある。これが双極性障害だ。お得パック。

そして年々悪化している。

障害者手帳は2級で、本当は働けないくら重症だと医者には言われている。それでも躁のビッグマウスのおかげで30で年収1000万まで上り詰めた。病気に稼がせてもらっている節がある。

でもこのままだといつか働けなくなる。やりたい仕事ができなくなって、B型作業所しか働けなくなる日がくるのが、本当にこわい。そうなったらわたしはたぶんこの世からいなくなると思う。

鬱のツイート主を責めたいわけじゃない。うつ病しんどい。それは知っている。ただ、しんどさを比べる構図そのものしんどいし、こっちにも地獄があると伝えたかった。

常にうっすら死にたい

数年後にはさようなら

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