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(2026/7/20 05:00)
顧客の求め超える提案を
(総合1から続く)実家が建築関係の会社を経営していたのと、子どもの頃から理系科目に抵抗がなかったこともあり、東京理科大学工学部建築学科に進学しました。大学では当初、漠然と建築系に進むのだろうと考えていました。ただ、周囲には建築に詳しく優秀な学生が多く、徐々に別の進路を模索し始めました。
大学で構造計算や材料力学など定量的なデータ分析を中心に学んだこと、そして持ち前のコミュニケーションスキルを証券の営業に生かせるのではないかと考え、社員の人柄に引かれた大和証券に入社しました。
入社後は4年間、個人向けの営業を担当しました。投資信託などの金融商品を販売する中で、商品の本質を知る必要性を強く感じるようになりました。そして、よりマーケットに近いところで知識を得られる部署を希望し、現在のエクイティ・セールストレーディング部に異動しました。
顧客となる機関投資家はマーケットのプロです。刻一刻と相場が変化する中で大量の情報を整理しながら、顧客が求める以上の提案を瞬時に実行する必要があります。緊張感もありますが、同時にやりがいも感じます。
現在の部署では出産と育児休業を挟み、8年目になります。子育てをしながら仕事をしているため、日々計画性を持って効率的に動くことが非常に大事です。会社や同僚の理解には感謝しています。
休日は子どもと遊ぶことが多く、男の子なので公園で一緒に走り回っていると気分転換になり、ストレス解消にもつながります。週に2回、子どもを寝かしつけてから家族に託し、近所のピラティスに通っており、これが基礎体力作りになっています。つかの間ですが、育児から離れられる大切な時間です。(文=高屋優理、写真=森住貴弘)
◇大和証券 エクイティ・セールストレーディング部 セールストレーディング三課 次長 水谷花菜子(みずたに・かなこ)さん
(2026/7/20 05:00)


























