天文学 / Astronomy
Science
渦巻銀河「M82」の詳細な姿を、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が初めてとらえた
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、ちりに阻まれて観測できなかった渦巻銀河「M82」のこれまでにない詳細な姿をとらえた。この写真はいかにして撮影が実現したのか。
By Shigeyuki Hando
Science
「ピンクの惑星」の大気に、“塩の雲”が存在していた
これまで直接撮影されたなかでも特に温度が低い天体のひとつ「GJ 504 b」の大気に、塩を含む雲が存在する証拠が見つかった。すばる望遠鏡が世界で初めて撮像した天体の謎を、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が13年越しに解き明かしたのだ。
By Ritsuko Kawai
Science
太陽系には巨大惑星がもっと存在した? 天王星の衛星が握る鍵
かつて太陽系には、いまよりも多くの巨大惑星が存在し、その一部は太陽系の外へ弾き飛ばされたのかもしれない。その痕跡が天王星の衛星に残されている可能性を、最新のシミュレーション研究が示した。
By Jorge Garay
Science
宇宙で最も“空っぽ”な領域、「ボイド」が秘める可能性
銀河の間に広がる巨大な空隙である「ボイド」が、宇宙の謎を解く手がかりとして注目されている。ダークエネルギーの正体や、宇宙膨張速度をめぐる「ハッブルテンション」といった難問に迫る鍵として期待されているのだ。
By Becky Ferreira
Science
太陽系外縁の小天体に「あるはずのない大気」が発見される
太陽系の果てに漂う小天体に大気が存在することを、このほど日本の国立天文台を中心とする研究チームが突き止めた。冥王星以外の太陽系外縁天体で大気の存在を示した初の事例であり、従来の常識を根本から覆す発見だという。
By Ritsuko Kawai
SZ MEMBERSHIP
太陽系の最果て、カイパーベルトの謎を解明する
次世代望遠鏡による太陽系最果ての領域「カイパーベルト」のマッピングが進み、天文学者たちは未知の天体や謎めいた構造、太陽系の誕生期を解き明かす手がかりを発見しつつある。
By Becky Ferreira
Science
45億年前の太陽? “泡”に包まれた若い太陽型恒星の姿
太陽によく似た若い恒星の恒星圏の姿が初めて捉えられた。恒星風によって膨らまされた“泡”のような構造をしているというが、その姿は若き日の太陽の太陽圏の姿を知る重要な手がかりになりそうだ。
By Shigeyuki Hando
Science
2026年3月3日の皆既月食「ブラッドムーン」──日本では何時ごろ見られる?
3月3日、太陽・地球・月がほぼ一直線に並ぶ。そのとき、影に包まれた月は赤銅色に染まる。
By Jorge Garay
Science
質量の99.99%がダークマター!? 星がほぼ存在しない“暗黒銀河”が発見される
地球からおよそ2億4,460万光年離れたペルセウス銀河団の中に、星がほとんど存在しない「暗黒銀河」の有力な候補となる天体が発見された。その質量の最大99.99%以上を暗黒物質(ダークマター)が占める可能性があるという。
By Ritsuko Kawai
Science
最も精細な「らせん星雲」の姿
地球から約650光年離れた「らせん星雲」の詳細な赤外線画像の撮影に、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が成功した。死にゆく恒星から流れ出すガスの構造を鮮明に捉えた画像は、数十億年後に太陽が迎える運命を予言している。
By Ritsuko Kawai
Science
夜空に広がる天の川銀河の姿が、これまでになく鮮明に見えた
天の川銀河の南半球側を低周波電波で捉えた史上最大の画像が、オーストラリアの電波望遠鏡を用いた大規模観測によって完成した。星の誕生から終焉までのプロセスを解明する新たな手がかりになるという。
By Ritsuko Kawai
EXTRATERRESTRIAL EXTREMOPHILES
硫酸雲に覆われた金星に生命の兆候を探す──特集「THE WIRED WORLD IN 2026」
2026年、わたしたちは金星に生命が存在するのか、硫酸の雲、465℃の表面温度、地球の90倍の気圧という環境で生命が生き延び、繁栄できるのかを問いかけることになる。
By Nathalie A. Cabrol
DARK ENERGY
膨張宇宙理論を覆す大発見を目撃する──特集「THE WIRED WORLD IN 2026」
宇宙空間を加速度的に膨張させるダークエネルギーまたは「未知の力」は果たして存在するのか? 科学者たちは2026年、その答えを確実に知ることになる。
By Paul Davies
Science
NASA、史上3番目の恒星間天体「3I/ATLAS」を彗星と確認。最新画像も公開
史上3番目の恒星間天体として注目を集めていた「3I/ATLAS」。一部で“人工物ではないか”との憶測もあったが、NASAは複数の探査機と望遠鏡が捉えた画像を公開し、自然起源の恒星間彗星であることを確認した。
By Jorge Garay
Science
史上3番目の恒星間天体「3I/ATLAS」の正体は? “彗星”であることを示唆する新たな観測結果
南アフリカの電波望遠鏡「MeerKAT」が、恒星間天体「3I/ATLAS」からOH分子による電波信号を検出した。この観測は、天体の正体をめぐる議論に新たな手がかりを与えている。
By Javier Carbajal
Science
史上3番目の恒星間天体「3I/ATLAS」が近日点を通過──いまはどこにいるのか?
彗星型の恒星間天体「3I/ATLAS」が太陽に最も近づく「近日点」に到達し、いま太陽系の外へと離れつつある。その軌道は、さまざまなオンラインツールを使ってリアルタイムで追跡することができる。
By Jorge Garay
Science
超高エネルギー「ニュートリノ」の観測は、まだ人類が知らない宇宙の物理現象を示唆している
2023年に、これまでになく強いエネルギーをもつニュートリノが地球に到達した。測定エラーの可能性もあると考えられていたが、新たな研究は、この「ゴースト粒子」の実在を確認した。
By Jorge Garay
Science
「レモン彗星」を目撃するために知っておくべきこと
「レモン彗星」と呼ばれる天体が、2025年10月21日前後に地球に最接近する。なんと1,350年ぶりに地球に最接近するという彗星は、いかに観測できるのか。
By Ritsuko Kawai
Science
火山に覆われた木星の月イオ:その不可解な内部に新しい発見
燃えたぎる世界への最近のフライバイで、イオの内部構造に関する有力な説が覆った。だが、新たな観測結果はこの衛星の謎を深めるばかりだ。
By ROBIN ANDREWS