天にはさかえ
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『聖公会讃美歌』(1891年)
[編集]35 第三十五 Mendelssohn. 10 of 7.
天上 きところには榮光神にあれ
- かみにはさかえ
ち にはおだやか
よひと〻かみと やはらぎたりと
みつかひたちの うたへるうたを
ひと〴〵き〻て ともによろこび
けふあれませる きみをほむべし
- さだめたまひし そのときにしも
たふときかみの みくらをはなれ
われらと〻もに ましますために
しづのをとめの はらにやどりて
けふあれませる きみをほむべし
- くもきりはらい ひの〻ぼるごと
みひかりをもて くらきをてらし
つちよりいづる ひとをいかしめ
つきぬいのちを さづくるために
けふあれませる きみをほむべし
- 底本: ヒウ・ゼ・フヲス『聖公会讃美歌』初版
- 変体仮名は現在用いられる仮名に改めています。
『讃美歌』(1903年)
[編集]- ※(古今四十四)
60 第六十 Mendelssohn 7777777777
- Hark! the herald angels sing Luke 2 : 14
- いと高き所には榮光神にあれ。
- (ルカ傳二章十四節)
- いと高き所には榮光神にあれ。
- かみにはさかえ
地 にはおだやか
ひとにはめぐみ あれとうたへる
みつかひたちの たゝへのうたを
きゝてもろびと ともによろこび
いま生 れましゝ きみをたゝへよ
- さだまたまひし すくひのときに
かみのみくらを はなれてくだり
いやしきしづの をとめにやどり
よびとのなかに すむべきために
いまあれましゝ きみをたゝへよ
- あさ
日 のごとく かゞやきのぼり
みひかりをもて くらきをてらし
つちよりいでし ひとを活 かしめ
つきぬいのちを あたふるために
いまあれましゝ きみをたゝへよ
- 底本: 委員編『讃美歌』初版
- 変体仮名は現在用いられる仮名に改めています。
『改訂 古今聖歌集』(1922年)
[編集]※ 第四十三 (讃六十)
- いと高き處には榮光神にあれ 路二○十四
- 「
かみ にはさかえ ち には おだやかひと には めぐみ あれ」と うたへる
みつかひ たちの たゝへの うたを
きゝて もろびと ともに よろこび
いまあれ ましゝ きみを たゝへよ
- さだめ たまひし すくひの ときに
かみの みくらを はなれて くだり
いやしき しづの をとめに やどり
よびとの なかにすむ べき ために
いま あれましゝ きみを たゝへよ
- あさひの ごとく かゞやき のぼり
みひかりを もて くらきを てらしつち より いでし ひとをいか しめ
つきぬ いのちを あたふる ために
いま あれましゝ きみを たゝへよ
- 底本: 古今聖歌集改訂委員著『改訂 古今聖歌集 譜附』初版
- 変体仮名は現在用いられる仮名に改めています。
『讃美歌』(1931年)
[編集]- 九一 ルカ 二・一四
- あめにはさかえ
御神 にあれや
つちにはやすき人 にあれやと
みつかひたちの稱 ふるうたを
ききてもろびと共 によろこび
いま生 れましし君 をたたへよ
- さだめたまいし
救 ひのときに神 のみくらを離 れてくだり
いやしきしづの をとめに宿 り
よびとのなかに すむべき爲 に
いま生 れましし君 をたたへよ
- あさ
日 のごとく かがやき昇 り
みひかりをもて暗 きをてらし
つちよりいでし人 を活 かしめ
つきぬ生命 を與 ふるために
いま生 れましし君 をたたへよ
- 底本: 日本基督教団讃美歌委員会編『讃美歌』日本基督教団讃美歌委員会、1954年5月改訂版
『讃美歌』(1954年)
[編集]- 98
- 「あめにはさかえ み神にあれや、
つちにはやすき 人にあれや」と、
みつかいたちの たたうる歌を
ききてもろびと 共によろこび、
今ぞうまれし 君をたたえよ。
- さだめたまいし 救いの時に、
かみのみくらを はなれて降 り、
いやしき賎 の処女 にやどり、
世びとのなかに 住むべき為 に、
いまぞ生 れし 君をたたえよ。
- あさ日のごとく かがやき
昇 り、
みひかりをもて暗 きを照らし、
つちよりいでし 人を活 かしめ、
つきぬいのちを 与うるために、
いまぞ生 れし 君をたたえよ。
- 底本: 日本基督教団讃美歌委員会編『讃美歌』日本基督教団讃美歌委員会、1954年12月
『古今聖歌集』(1959年)
[編集]- 降誕節
- 第十八番
- ルカ二・一四
- Hark! the herald-angels sing
- Charles Wesley, 1739
- 「かみには
さかえ 地にはおだやか
ひとには めぐみ あれ」と うたえる
みつかい たちの たたえの うたを
ききて もろびと ともに よろこび
いまあ れましし きみを たたえよ
- さだめ たまいし すくいの ときに
かみの みくらを はなれて くだり
いやしきしず の おとめに やどりよ びと の なかに 住むべき ために
いま あれましし きみを たたえよ
- あさひの ごとく かがやき のぼり
みひかりを もて くらきを てらしつち より いでし ひとをい かしめ
つきぬ いのちを あとうる ために
いま あれましし きみを たたえよ
- 底本: 古今聖歌集改訂委員『古今聖歌集』日本聖公会、1959年
『新聖歌』(2001年)
[編集]- 79
天 には栄え - [讃 98]
- 「
天 には栄え御 神 にあれや地 には安き 人にあれや」と
み使いたちの たたうる歌を
聞きて諸人 共に喜び
今ぞ生まれし君をたたえよ
- 定め給いし 救いの時に
神の御 座 を 離れて降 り御 霊 によりて処女 に宿り世 人 の中に 住むべきために
今ぞ生まれし 君をたたえよ
- 朝日のごとく 輝き昇り
御 光 をもて 暗きを照らし
土よりいでし 人を活かしめ尽 きぬ命を与 うるために
今ぞ生まれし 君をたたえよ
- 底本: 日本福音連盟新聖歌編集委員会編『新聖歌 交読文付き』教文館、2001年6月、ISBN 9784764291010
『日本聖公会聖歌集』(2006年)
[編集]- 降誕節
- 81
- Hark! the herald-angels sing
- Charles Wesley(1707-1788)
- MENDELSSOHN
- Felix Mendelssohn-Bartholdy(1809-1847)
- adapt. William Hayman Cummings(1831-1915)
- 「
神 には栄 え地 にはおだやか」人 には恵 み あれ」と歌 える
み使 いたちの たたえの歌を聞 きてもろびと ともによろこび今 あれましし きみをたたえよ
定 めたまいし 救いのときに
神の みくら を はなれて降 り貧 しく低 き おとめに宿 り世 びとのなかに住 むべきために
今 あれましし きみをたたえよ
- あさひのごとく
輝 きのぼり
み光 をもて暗 きを照 らし
つちより出 でし 人を生 かしめ尽 きぬ命 を与 うるために
今 あれましし きみをたたえよ
- 底本: 日本聖公会編『日本聖公会聖歌集』、2006年11月