コンテンツにスキップ

黄升炫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

黄 升炫(ファン・ショウゲン、2005年6月18日 - )は、日本子役滋賀県出身。エーライツ所属[1]

人物

[編集]

2013年、第66回カンヌ国際映画祭 コンぺティション部門『そして父になる』にて審査員賞受賞。

カンヌ国際映画祭では同じく子役である二宮慶多とともに注目され、国外のジャーナリストからも演出方法について質問が相次いだという。監督の是枝裕和は、子どもには台本を渡さずに口頭で状況を教え、「ゲームをしているような流れ」で意識を共演者へ向かわせていると答えており、また主演の福山雅治は「子どもたちの感性に導かれた」もので「芝居をしたという感覚ではない」と述べている[2]。共演のリリー・フランキーは黄について、「とんでもないヤンチャな小僧」で「ちっともいうことを聞かない」が、是枝はそれすら楽しいみたいだったと述べており、また黄が「ずうっと騒いでくれる」から「こっちもリアクションがとりやすかった」とも述べている[3]

出演

[編集]

映画

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 営業一部 黄升炫 エーライツ
  2. ^ 「子どもの演出力高評価 自然な演技引き出す-是枝監督審査員賞」『静岡新聞』2013年5月27日付夕刊、3面。
  3. ^ 「困難抱える家族だからこそ温もりを『そして父になる』福山雅治×リリー・フランキー」『週刊朝日』2013年9月20日号、40頁。

外部リンク

[編集]