本駒込駅
表示
本駒込駅 | |
---|---|
1番出入口(2010年5月) | |
ほんこまごめ Hon-komagome | |
◄N 12 東大前 (0.9 km) (1.4 km) 駒込 N 14► | |
所在地 | 東京都文京区向丘二丁目37-1 |
駅番号 | N13[1] |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
所属路線 | ●[1]南北線 |
キロ程 | 13.6 km(目黒起点) |
電報略号 | ホコ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[メトロ 1]20,191人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1996年(平成8年)3月26日[2][3] |
備考 | 業務委託駅(メトロコマース) |
本駒込駅(ほんこまごめえき)は、東京都文京区向丘二丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)南北線の駅である。駅番号はN 13。
歴史
[編集]- 1996年(平成8年)3月26日:開業[2][3]。
- 2002年(平成14年)4月:業務委託駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[4]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[5]。
- 2015年(平成27年)3月13日:発車メロディを変更[6]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地下駅である。地上への出入口は3か所ある。東大前側の出入口からは改札まで若干の距離がある。ホーム階と改札階およびコンコース階と地上をそれぞれ連絡するエレベーターが設置されている。当駅の建設工事は、延長268 m、最大幅員14 m、最大掘削深さ21 mにも及ぶ大規模な開削工事となった[7]。
目黒駅寄りの出入口は、当時ビルの建設計画があったことから、本駒込SOビル(地上11階・地下1階建て・1991年建築)との合築方式となっている[8]。また、エレベーター出入口用地は、文京区から提供された文京区立駒本小学校の用地を使用している[8]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[9] |
---|---|---|
1 | 南北線 | 赤羽岩淵・浦和美園方面 |
2 | 目黒方面 |
(出典:東京メトロ:構内図)
-
改札口(2022年6月)
-
ホーム(2022年6月)
発車メロディ
[編集]開業時から吉村弘作曲の南北線全駅共通の発車メロディ(発車サイン音)を使用していたが、2015年3月13日にスイッチ制作の当駅オリジナルのメロディに変更されている[6]。
曲は1番線が「Next Step」、2番線が「屋敷のある街」(いずれも塩塚博作曲)である[10]。
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗降人員は20,191人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中123位。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[12] |
1日平均 乗車人員[13] |
出典 |
---|---|---|---|
1995年(平成 | 7年)[備考 1]5,529 | [備考 1]2,906 | [* 1] |
1996年(平成 | 8年)6,868 | 3,505 | [* 2] |
1997年(平成 | 9年)9,250 | 4,826 | [* 3] |
1998年(平成10年) | 11,264 | 5,916 | [* 4] |
1999年(平成11年) | 12,495 | 6,426 | [* 5] |
2000年(平成12年) | 13,436 | 6,783 | [* 6] |
2001年(平成13年) | 15,165 | 7,419 | [* 7] |
2002年(平成14年) | 15,163 | 7,543 | [* 8] |
2003年(平成15年) | 15,709 | 7,820 | [* 9] |
2004年(平成16年) | 16,042 | 7,928 | [* 10] |
2005年(平成17年) | 18,580 | 9,298 | [* 11] |
2006年(平成18年) | 18,497 | 9,150 | [* 12] |
2007年(平成19年) | 19,068 | 9,470 | [* 13] |
2008年(平成20年) | 19,617 | 9,840 | [* 14] |
2009年(平成21年) | 20,245 | 10,179 | [* 15] |
2010年(平成22年) | 20,314 | 10,191 | [* 16] |
2011年(平成23年) | 19,428 | 9,748 | [* 17] |
2012年(平成24年) | 19,986 | 10,013 | [* 18] |
2013年(平成25年) | 20,755 | 10,394 | [* 19] |
2014年(平成26年) | 21,094 | 10,539 | [* 20] |
2015年(平成27年) | 22,409 | 11,199 | [* 21] |
2016年(平成28年) | 22,993 | 11,488 | [* 22] |
2017年(平成29年) | 23,338 | 11,666 | [* 23] |
2018年(平成30年) | 23,531 | 11,748 | [* 24] |
2019年(令和元年) | 22,933 | 11,445 | [* 25] |
2020年(令和 | 2年)[メトロ 2]12,470 | ||
2021年(令和 | 3年)[メトロ 3]14,051 | ||
2022年(令和 | 4年)[メトロ 4]18,857 | ||
2023年(令和 | 5年)[メトロ 1]20,191 |
- 備考
駅周辺
[編集]当駅のある文京区本駒込と、隣駅の駒込駅のある豊島区駒込は、江戸時代には駒込村というひとつの村だった。後に上駒込村と下駒込村に分かれる。明治以降、巣鴨町から豊島区となった上駒込は「駒込」に改称し、本郷区から文京区となった下駒込は「本駒込」と改称した。
周辺には東洋大学をはじめとした学校が多いため、ラッシュ時は通学する学生・生徒で混雑する。
- 白山駅 - 都営地下鉄三田線(直線距離で約250 m)
- 東洋大学白山キャンパス、白山第2キャンパス
- 東洋大学京北中学高等学校
- 東京都立向丘高等学校
- 駒込中学校・高等学校
- 郁文館夢学園
- 文京区駒込地域活動センター
- 文京向丘二郵便局
- 本駒込郵便局
- 大聖山南谷寺 - 天台宗寺院。目赤不動尊
- 諏訪山吉祥寺 - 駒澤大学の前身で1592年創立の旃檀林が置かれた曹洞宗寺院。
- 天昌山光源寺 - 浄土宗寺院。駒込大観音
- 白山神社
- 臨済宗妙心寺派徳源禅院
バス路線
[編集]- 白山上
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 本駒込三丁目
- 向丘二丁目
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
- ^ a b 福田孝義(帝都高速度交通営団運輸本部運輸部運転課)「1996.3.26 営団南北線四ツ谷延伸開業」『鉄道ピクトリアル』第46巻第6号(通巻第622号)、電気車研究会、1996年6月1日、102 - 103頁、ISSN 0040-4047。
- ^ a b “南北線駒込-四ツ谷 きょう延伸開業 営団後楽園駅で記念式典”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1996年3月26日)
- ^ 『「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
- ^ a b 『南北線の発車メロディをリニューアル! 各駅に新しい発車メロディを導入します。』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2015年3月2日。オリジナルの2019年5月10日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ 東京地下鉄道南北線建設史、p.591。
- ^ a b 東京地下鉄道南北線建設史、pp.392 - 393。
- ^ “本駒込駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月23日閲覧。
- ^ “「南北線」曲目リスト” (PDF). 東京メトロ「南北線」が新駅メロディ採用 制作:株式会社スイッチ. スイッチ (2015年3月2日). 2019年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月28日閲覧。
- ^ 文京の統計 - 文京区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ 「13.交通・通信」『第29回 文京の統計』東京都文京区、1997年3月、233頁 。「142.区内地下鉄各駅乗降車人員」
- 東京地下鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
参考文献
[編集]- 『東京地下鉄道南北線建設史』帝都高速度交通営団、2002年3月31日 。