劇場公開日 2026年6月19日

さよなら、僕の英雄のレビュー・感想・評価

全58件中、1~20件目を表示

4.0鬼才と名優陣が織り上げた異色作

2026年6月28日
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鑑賞方法:試写会

アナス・トマス・イエンセンといえば、重厚な人間ドラマを多く手がける脚本家。そんな彼が数年に一度、自ら監督として生み出す作品は、いつもに増して内容がぶっとんでいることで知られる。本作はその6本目。まずは「自分がジョン・レノンであると主張する男」をある種の尊厳とリアリティをもって演じ上げた常連俳優マッツ・ミケルセンの役者魂はやはりさすがという他ない。かくもイエンセン監督作は、気心知れた仲間たちとの抜群の理解と機動力と阿吽の呼吸で、互いの表現の限界を超えた領域まで突き進んでいくのが大きな醍醐味。まずはコメディと犯罪劇とバイオレンスと人間ドラマを寓話性で包み込んだかのような「ごった煮感覚」に翻弄されつつ、やがてこの家族のように小さなコミュニティが獲得する関係性を温かく受け止めたいところ。多様な衣を纏いつつ「互いのアイデンティティをどう尊重するか?」という命題へ集約されていく物語。私はそう解釈した。

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牛津厚信

3.0さよなら、僕の英雄

2026年7月24日
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鑑賞方法:映画館

金曜11時の回。
ミケルセンさんなので、マストの本作。
予想外の展開が怒涛のように押し寄せる後半。
この流れはシナリオの勝利。
沢山の伏線も、次々に回収されて、お見事。
ラストには救いが有って、良かった。
残念なのは、邦題の改変。
ラストの絵本の回収が台無しに。
ちゃんと作品を理解して、その上での改変ならセンス無さすぎ。

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映画館難民

4.0兄弟愛

2026年7月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

難しい

マッツミケルセンが自分の事をジョン・レノンと思い込んでてマンフル症状という病気にかかり本名を言われると車に飛び込む癖意味が分からなかったけど面白かった(^-^)
ある意味怪演技でした。
弟から預かったお金の在処が思い出せず変人達とバンドを組んでジョン・レノンだから?
過去の暴力父とのトラウマもあり弟から妹迄繋がってたね。
最初の気持ち悪い絵本のエピソードから終わりまで話が繋がってくれてた。
心に残ったのはそれぞれ違う人生を歩んできたのにお互いを思いやる気持ちが感動しました😂

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Lec

4.0取り戻した英雄

2026年7月14日
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泣ける

難しい

幸せ

15年の服役を終えた男が、盗んだ金を託した兄と再会するものの、彼の様子がどうにもおかしく…、元の兄と大金を取り戻すことはできるのか!?…といった物語。

初っ端から重苦しい御伽噺でスタート。程なくして、危なっかしいマンフレn…いや、ジョンとの生活が再開されるが…。

シリアスな雰囲気の中にもどこかコミカルな描写も織り交ぜられ…しかしやはりクセ者揃いの生活はどこか危うい緊張感。

30年以上前のトラウマでも…の件から、忘れていたバンカーに至り、あぁ本当はこっちが…みたいなオチが早々に読めちゃったよ!!

…と思いきや、実際にはそう単純ではなく、意外な展開や驚くべき事実に気持ち良く騙されたり、アンカーのあまりに壮絶な過去、そしてそれを乗り越える愛情に深く涙腺を刺激された。無邪気な演奏姿、漸く見せた微笑み…う〜ん(涙)

そして最後まで謎だったのがジョンの真相。金を手にしたらまた居なくなってしまうと思ってたから…と思いきや、実はこのトラウマから逃げずに乗り越えさせる為に!?…ってのは考えすぎでしょうか?

色々な解釈ができそうだけど、不気味さと哀しさ、コミカルさも感じさせつつ愛情に溢れた名作だった。

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MAR

2.0デジタル画像が気持ち悪い

2026年7月12日
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SFとか、夜のシーンならいいけどね
なに?実写?
全編16mmフィルムで撮影され、それを「4Kデジタルリマスター」した・・それ、最悪だね。AI 生成画像に似た感じだった。美術性はマイナス。見続けていると心が腐りそうで苦痛を強いられた。
というか、これはリマスターの方向性の問題だ。
デジタルカメラの画像の方が収集しやすく、つまり学習させやすいので、安易にそちらの方に行ってしまっている。そっちへ行くのではなくて優れたフィルム映画の映像をAIに学習させ、それに近づけるようなリマスター版をつくるように努力をしていけば必ず素晴らしいものができるであろう。 16ミリで撮影しても、ワイドビジョンみたいな映像になったら、それはそれで面白いと思う。そして美しいと思う。

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KIDOLOHKEN

4.0自分をジョン・レノンと信じ込む狂気と大金の横取りを狙う犯罪者たちの狂気

2026年7月7日
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鑑賞方法:映画館

怖い

斬新

ほぼ予備知識なしで観たこの映画は全く予想外の内容だった。自分をジョン・レノンだと思い込んだマッツ・ミケルセン演じる主人公(これが予備知識のすべて)がビートルズになり切ってバンドを組んで演奏するという楽しくてユーモラスなコメディ映画だと僕は思っていた。ところが実際はヴァイオレンスの雨霰、ユーモラスとは真逆のストーリーだった。
マッツ・ミケルセンが演じたマンフレルが少年だった頃1980年冬に起きた家庭内の惨劇。この日に前後して奇しくもジョン・レノンが凶弾に倒れた。この悲劇がテレビから流れ、トラウマを抱えたマンフレル少年は自分をジョン・レノンだと信じ込む。この映画では自分をリンゴ・スターだと信じ込む男、ポール・マッカートニーでありジョージ・ハリスンだと信じ込む男も現れ、そこに狂気(多分)の精神科医を加えた4人で"ビートルズ"は結成される。彼らの演奏するビートルズナンバーを背景に、盗まれた大金の横取りを狙う健常者(犯罪者)たちが絡みスクリーンのなかでは目を背けたくなるような暴力シーンがたびたび繰り返される。誰が狂人で誰が健常者なのか。
正気と狂気の狭間で起きる暴力、そして不思議な人間模様。北欧の神話とも言えるバイキングによる逸話がその下敷きになっている。

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ゆみあり

4.5エグイけど切れ味スッキリ

2026年7月7日
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冒頭とエンディングにメッセージが込められ、
本編中は、その真理をついたメッセージをバカバカしくも、エグく、そして切れ味スッキリと描いていて、のめり込みました。素晴らしい映画でした。

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フルックス

3.5悪役ではないマッツ・ミケルセン

2026年7月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

斬新

自分の中では、悪役を演じることが多い印象のマッツ・ミケルセンだが、この作品での精神を病んでしまったジョンの演技は素晴らしかった。
そして、兄弟に隠された秘密、封印していた過去などが明らかになる終盤は見ごたえあり。

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だっちょ

3.5貴方にとっての英雄は?

2026年7月5日
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鑑賞方法:映画館

父親から虐待を受けていた兄弟姉妹の話なんだけど…
題名とのマッチングが個人的に?
内容はR指定も有りグロさはあるんだけど…
十人十色でそれを平等に扱う事は難しいよね〜

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ろくさん

4.0よい意味で予想と違った〜

2026年7月5日
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鑑賞方法:映画館

予告編を観て、
勝手に「マッツ・ミケルセンのコメディだ!」と思い込んでいたら、
見事に裏切られました〜(笑)。

でも、めちゃくちゃ面白かった!!
ある意味、ブラックでシュールなコメディかも。

オープニングの童話の絵本の時点で、「うわっ!」ってなって、
「あれ?なんか思ってたのと違うかも」と、期待しながらドキドキ。
そのまま最後まで引き込まれました。
途中、痛すぎて薄目で観る場面もありましたが……。

ジョンと呼ばれなかった時のマンフレルの不意打ちの動きには、
思わず笑ってしまったんですが、
よく考えたら、結構ひどいトラウマなんですよ⋯。

だから、笑っていいのか、悲しんでいいのか、なんとも言えない気持ちになる。
その感じが、ずっと心に残っています。
観てから4日経った今でも、
「なんか、おもろいもん観たなぁ」って思い出してはニヤニヤしています。

ストーリーはハチャメチャなようでいて、ちゃんとまとまっていて。
マンフレルの見事な走行車からの飛び降りも、「ほぉ〜、ここにつながるのかぁ〜!」と、
心の中で小さく拍手してしまいました。

そして、ラストで完成するオープニングの童話。
あれも、なかなかトラウマ級に心に残っています。

最後のバイキングの「公平」に対する考え方は、かなり突飛なんですが、
この作品が伝えたかったことの筋は通っている気がします。

この作品を考えた監督、なんかスゴイな!!

【補足】
草刈正雄さんにそっくりな精神科医(でいいかな)が、個人的にはかなりツボでした(笑)。

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hkr21

3.5さよなら、ぼくの英雄を見て。

2026年7月1日
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怖い

驚く

斬新

恵比寿ガーデンシネマで見た。トラウマって怖い。なぜ兄が自分を、ジョンレノンと名乗っているのかわかった。身の毛もよだつ話し。

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えんち

4.0ハートウォーミングな人間ドラマではありません そして邦題よ!

2026年7月1日
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鑑賞方法:映画館

予告編を観ずに、「自分の事をジョン・レノンだと思っているマッツ・ミケルセン」の予備知識だけで観に行った。
なので、「僕の英雄」はジョン・レノンのことで、マッツ・ミケルセンが見事な演技をみせるヒューマン・ドラマだろうぐらいの気持ちだった。

全く違いますから。
まず、グロイのと血が苦手な方はご注意ください。
結構色々飛び散ります。
そこそこバイオレンス度が高いです。

マッツ・ミケルセンが見事な演技を見せる、のはその通りで毎度毎度感心させられます。
凄いの一言です。
ヒューマン・ドラマでもあるっちゃあります。
兄弟愛であったり。

でも一番心に響いたのは差別とは何か、多様性とは何か、という部分です。
非常に社会的なテーマを扱っているのにも関わらず、その表現の仕方が過激なので、好き嫌いが分かれる作品だと思います。
ちなみに私はこのカオスな状態、それでも突き進む強引さが面白かったので、☆4つになりました。
一瞬も飽きませんでした。

しかしまたしてもこの邦題よ!
どこが「さよなら、僕の英雄」なの?
この内容であれば「Den sidste viking」(英題:The Last Viking)で良かったと思う。
そのまま「ザ・ラスト・バイキング」で。
陳腐な邦題をつけるから肝心のテーマがぼやけてしまう。
ほんとやめて欲しいと心から思いました。

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Ruby

4.0笑いを堪えきれず吹き出しました

2026年6月30日
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最初からとてもダークなアニメーションでスタート。とても不穏です。

マッツさんはいきなり言われるがまま鍵を思い切りよく飲み込んでしまうところから、もう面白いです。
そして久しぶりに弟と再会すると、もっともっと面白くなっていました。あの全身棒のようになって頭から窓の外にぶっ飛ぶ発作がシュールすぎます。まさかそれが後半に繋がってくるとは。度々大怪我していてもおかしくない場面での鉄人ぶりが、ただただ面白かったです。

そして、1番吹いてしまったのは超絶下手くそなビートルズからのABBA笑。そしてめちゃくちゃ上手い!
多分、世代的に理解できてなかったネタもあったと思われます。

後半は意外な展開があるし、反語的なアニメーションの結末も用意されていて、とてもよくできた映画だと思いました。

暴力シーンが苦手な人はちょっときついかもしれませんが、個人的には結構おすすめしたい作品です。

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SING SING

見た けど 途中で寝ちゃったので 採点不可

2026年6月29日
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鑑賞方法:映画館

ちゃんと見ていたら良い評価ができそうな空気感はあったが
前半1/3寝ちゃったので感想書けず
精神病院にいるような人ばかりでてくる、まともな人が誰も出てこないが
マッツミケルセンと彼の弟の「人生は・・・」ということを語りたいのかなぁという映画

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椿六十郎

4.0兄弟愛と北欧の綺麗な景色

2026年6月28日
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楽しい

単純

ドキドキ

面白く、良い映画でした。
画作りもまさに映画といった感じで美しかったです。
ドタバタした面白いストーリーの雰囲気映画を想像していましたが、なかなか激しく重たい映画でした。

一人で生きていくことが難しい兄と暴力的な弟、2人を支える姉ちゃん。
今は3人きりの家族の過去が徐々に明かされていき結末を迎える。
ミステリーっぽさもあり、引き込まれて行きました。

他の登場人物も普通とはいい難い面々ですが、賑やかしで終わらず彼らのことも丁寧に描かれていたのが良かったです。

原題 ザ・ラストバイキング
こっちの方がしっくりくる気がします。

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mas

3.5兄弟の人生を丁寧に描いた、静かで力強い感動作

2026年6月28日
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マッツ・ミケルセンさんがジョン・レノンを演じると聞いていたので、もっと軽妙なコメディ作品なのかと思っていました。ところが実際はまったく違い、とても真面目で、じっくりと人間ドラマを描いた作品でした。

特に感心したのは、冒頭の絵本のエピソードです。一見すると何気ない導入に思えますが、その後の物語全体としっかりつながっていました。また、序盤の行動や出来事がきちんと伏線として機能しており、構成の巧みさが印象的でした。

そして何より心に残ったのは、二人の兄弟の関係です。それぞれが異なる人生を歩みながらも、お互いを思い続ける気持ちが静かに描かれていて、その深い兄弟愛に何度も胸を打たれまた。

とても良い作品でした。ぜひ劇場で観てほしい一本です。

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む

4.0身も心も痛いのだが、奇妙

2026年6月27日
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強奪した金を解離性障害の兄に隠すよう言いつけ、出所後に掘り出そうとするが、兄はジョンレノンになっていた
本名で呼ぶと即投身自殺しようとする
金の在処など分からない
宿屋となってる実家に住む夫婦も妖しい
そんな所、精神病院で知り合った男の発案で残りの勘違いメンバーを集めビートルズを再結成
一番非道いのは理不尽に金を奪ろうとする元相棒の静かな暴力男
そんなこんなで兄弟の不幸の根源だった父の顛末からのハッピーエンドなのか
バイキング絵本の結末はハッピーなのか

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すぅ

3.5思ってたよりバイオレンス

2026年6月26日
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もっと笑えるかと思っていたら結構シリアスだし、結構血が出るしで、ちょっとしんどかったけど、ある秘密が明かされた時に霧が晴れた
けど、やっぱりバイキングの絵本の話といい、中々に難しい心情になるなぁ

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moto

3.5マッツを愛でる

2026年6月26日
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変人の演技は相変わらずピカイチだなぁ、とマッツ(マッツ・ミケルセン)を愛でる作品。
マッツが好きなら観る価値ありですが、あまりの荒唐無稽な無軌道展開に、呆れる人の方が多いかも。
マッツ演じるマンフレルが、弟のアンカーを追い詰める昔の強盗共犯の男に対し、退治する方法が斜め上な予想外すぎて、大爆笑しました。
まさかあの数々の奇行が、伏線になってるとは思わず。

そして、最後にわかる、なぜ解離性同一性障害(多重人格)でジョン・レノンが宿ったのかの理由にはしんみり。

邦題はなぜ直訳の「最後のバイキング」にしなかったんだろう?と不思議に思った。

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コージィ日本犬

2.5「日本人の感覚」から一番遠い作品。感情移入しにくいです。

2026年6月26日
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鑑賞方法:映画館

予告編を観た限り、コメディとは言わないものの、もう少しクスっとする要素がある作品だろうと思っていたのだが。例えばマッツ・ミケルセン演じるマンフレルが、ジョンでなくマンフレルと呼ばれるとあたり構わず飛び出す、飛び降りてしまうところ、可笑しいというより何か唖然としてしまう。このマンフレルとアンカーの兄弟を中心に、兄弟のもともとの家で民泊をやっているマデレーデとヴェアーナの夫婦であったり、ジョン=マンフレルはじめ、ビートルズのメンバーだと思い込んでいる面々やそのマネジャー格のローターだったり、アンカーが隠した金(4千万クローネということは10億円ぐらい)をひたすら追い求める悪党仲間のフレミングであったり、実に個性的なメンバーがわちゃわちゃする物語なんですが、どうもヌケが悪いというか誰にも共感できないし親しみを感じない。むしろ話が進むにつれて陰惨な過去なんかが浮かびあがってきたりしてかなり鬱々とさせられてしまう。一応、監督の説明では兄弟のきずながテーマだっていうんだけど双方、何か屈折しているので日本人の兄弟船的(俺と兄貴のヨゥ夢のゆりかごサァ)な感覚からは程遠い。
「最後のバイキング」という原題は冒頭とエンディングに登場する絵本からきている(本来は絵本作家であるヴェアーナが描いたことになっている)のだが、この話自体も陰惨たるもの。
まあマッツ・ミケルセンが本国で出演している映画はこの手の作品が多くて、それでもアチラでは絶対な人気があるということは、やはり日本人である私は北欧人の感覚は理解できないということかと考えてしまったですね。

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あんちゃん