ボトムス 最底で最強?な私たち

解説・あらすじ

クィアの冴えない女子高生2人組が人気者のチアリーダーたちの興味を引くためファイトクラブを結成する姿を描いた学園コメディ。

同じ高校に通う親友同士のジョシーとPJは、チアリーダーのイザベルとブリタニーにそれぞれ思いを寄せていた。2人は今度こそ意中の相手と結ばれるべく、自己防衛とフェミニズムを建前に女子だけのファイトクラブを立ち上げることに。計画は思いがけず上手くいき、2人はイザベルやブリタニーとも親交を深めていくが……。

「BODIES BODIES BODIES ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ」のレイチェル・セノットがPJ、ドラマシリーズ「一流シェフのファミリーレストラン」のアヨ・エデビリがジョシーを演じ、「赤と白とロイヤルブルー」のニコラス・ガリツィンが共演。カナダ出身の若手監督エマ・セリグマンがメガホンをとり、セリグマン監督と主演のセノットが脚本を手がけた。

2023年製作/91分/アメリカ
原題または英題:Bottoms

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(C)2023 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0 紋切り型な青春映画へのひねりと反転に満ちた快作

2026年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

ドキドキ

2020年の「Shiva Baby シヴァ・ベイビー」で監督デビューし、多数の映画祭で高評価されたエマ・セリグマンの長編第2作。セリグマンが卒業制作で撮った短編「Shiva Baby」で主演したレイチェル・セノットの強力な後押しのおかげで長編化が実現したといい、信頼関係を築いたセノットがこの第2作でも主演の1人を務め、共同脚本も担った。

往年の学園青春映画の紋切り型な設定や展開を、クィア要素をはじめ現代的にひねったり反転させたりしているのが本作の大きな魅力だ。同性愛者のジョシーとPJは幼馴染で(互いへの恋愛感情はない)、憧れの対象は高校のスターであるアメフト男子ではなくチアリーダーたちのほう。花形選手ジェフの交際相手はアジア系のイザベルで、モデル体型の白人美少女ブリタニーではない(ブリタニー役のカイア・ガーバーは実際モデル業のほうが長く、母親はシンディ・クロフォード)。

ジョシーはイザベルに、PJはブリタニーにそれぞれ憧れ、仲良くなりたいと願う。さえない女子が意中の人を振り向かせるために、化粧やファッションでかわいく美しく変身しようとするのがラブコメの定番だが、PJたちが選んだ作戦はまるで反対方向の“ファイトクラブ”を立ち上げること!(笑)

物騒なライバル校とのアメフト試合を控え、か弱い女子学生たちと一緒に護身術を習得する名目で勧誘を開始。思惑通りイザベルとブリタニーも入部して仲良くなるが、そのまま首尾よくいかないのも青春コメディのお約束だ。

オリビア・ワイルドの監督デビュー作「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」や、「ピッチ・パーフェクト」シリーズを思い出す向きも多いだろう(同シリーズの第1作で製作も、第2作では製作・監督も兼ねた女優エリザベス・バンクスが、「ボトムス」製作陣に名を連ねている)。かつてもっぱら男性の視点や価値観で作られてきた青春映画だが、業界で地位が向上してきた女性の作り手たちがそうした紋切り型にユーモアや皮肉を加えてバージョンアップする近年の傾向を喜ばしく思う。

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高森郁哉

4.0 おもしろかった

2024年11月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ティム2

3.5 Why'd you have to go and make things so complicated? あっ、そういうリアリティラインの作品なんですね。

2024年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

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たなかなかなか

3.5 学園ドラマもここまでやると面白い

2023年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

興奮

主人公は女子高生の親友同士、ふたりともチアガールに熱を上げていた。
近付くために、フェミニズムを旗頭に女子のファイトクラブを立ち上げる。
思いの外うまく行って、二人は意中の女子と・・・。
女の子が殴る蹴る、殴られ蹴られ過激な展開となるが、男って何者?

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いやよセブン