今年に入って、IT系のメディアでは、ビッグデータに代わって、IoT(Internet of Things)やM2M(Machine-to-Machine)というキーワードが目立ってきました。トレンドの潮目が代わってきているのでしょう。以下ではIoTとM2MをひとまとめにIoTと表記します。 IoTとビッグデータの違い ビッグデータが終わって、IoTが次のトレンドになるのでしょうか? これは単純ではありません。というのは研究者からみると、ビッグデータも、IoTも向いている方向は同じなのです。どちらもデータを通じて現実世界を扱いますが、このときデータの分析や処理に主軸をおけばビッグデータですし、現実世界に関するデータの収集に主軸をおけばIoTとなります。 実際、ビッグデータにおけるデータ分析は、対象となる大量なデータを生み出す仕組みがなければできません。あるいは、センサーなどを通じてデータを収

