みんなお金の話ばかりしている 最近、同僚と話していると、すぐにお金の話になる。 あるいは、電車でひどく熱心にスマホをのぞきこんでいる中年男性の画面がちらっと目に入る。 スマホの画面では、YouTuberが、YouTubeを使ったお金の稼ぎ方について説明している。 そして、中吊り広告では「かしこくポイントを貯めましょう」と何かのキャラクターがしゃべっている。 家の中でも、給料が少ない、学費がかかる、電気代が上がっている、食費が高すぎる、そんな話ばかりだ。 最近の大人は、お金の話ばかりしているような気がする。 「最近の」と言ったけれど、それはいつと比べてなのか。 まあ、ぼくの場合は、自分の新入社員だった2000年代前半と比べている。 当時は就職氷河期で、多くの人が仕事に困り、お金に困っていた。 もちろん、みんな日々の売上や収益に追われていた。仕事では数字の話ばかりしていた。 なのに、当時、先輩

