賛成多数で国旗損壊処罰法を可決した参院本会議=国会内で2026年7月17日午前10時48分、平川義之撮影 日本国旗損壊罪法は17日、参院本会議で賛成多数で可決、成立した。「国旗を大切に思う国民感情」の保護が目的だが、憲法が保障する「表現の自由」を侵害しかねないとの指摘が憲法学者などからあり、曖昧な適用を懸念する声は根強い。 法律の正式名称は「国旗の損壊等の処罰に関する法律」。国旗として用いられていると「社会通念上、認められる有体物」を「人に著しく不快または嫌悪の情を催させるような方法」で「公然と損壊、除去、汚損」する行為を処罰する。2年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金を科す。公布から20日後に施行される。 国旗に関する法律が成立したのは、日の丸を国旗、君が代を国歌に定めた国旗・国歌法が制定された1999年以来。同法は小渕恵三内閣が提出した「閣法」だったが、国旗損壊罪法は自民、日本維新の

