Googleなどの検索エンジンは「クエリを受け取り、検索結果を返す」ことだけをしているわけではありません。一連の検索行動におけるユーザー行動を記録し、ユーザー行動から学ぶことによって検索の精度を高めています。これをGoogle社内では「Google検索の魔法」と呼んでいます。 Google検索の魔法他のライバルをしのぐGoogle検索の性能の源は、同社のエンジニアリングやイノベーションにあるのでしょうか? それとも、同社が保持しているユーザー行動のログの膨大さにあるのでしょうか? この記事では、Google検索の性能の源が、同社が保持する膨大なユーザー行動ログにあることを、各種の資料を使って読み解きます。 魔法の源はユーザーインタラクション2020年10月20日にアメリカ司法省がGoogleに対して提起した反トラスト法裁判1では、大量の資料が司法省によって公開されました2。この中からまずは

