『いまを映す、いまを読み解く』 激動する日本、そして不確実性を増す世界の「いま」。 背景に何があるのか。あすにつながる展望は。 東京や全国各地、海外で、その日のニュースの現場を徹底取材。 多角的な視点から問題を読み解き、深く、わかりやすくお伝えします。
2026年2月28日20時ちょうど。 ついさっき。 浦幌町から唯一のドラッグストアが消えました。 ツルハドラッグ浦幌店さんの閉店です。 さきほど閉店したツルハドラッグ浦幌店。博物館では、町でお店が閉店すると、その店の記録となるような資料を集め、写真を撮り、従業員の方にお話しを聞きます。 町にこのお店が存在したという歴史を記録するためです。 北海道十勝郡浦幌町住吉町65−4に存在したツルハドラッグ浦幌店「あのお店が閉店するらしい」という話を聞くと、その店の資料をもらうためにお店へ通ったりウロウロしたりする。 まるで死に神のような、追いはぎのような感じですが、浦幌町のようなへき地では、もはやお店自体が貴重な存在であり、無くなるということは 一大事なのです。 特に今回のツルハドラッグ浦幌店は町で唯一のドラッグストア。薬局であり化粧品店であり食料品店であり・・・。大事なライフラインでした。 最終日
1929年にアメリカ北東部のペンシルバニア州フィラデルフィアで生まれたマリオン・マーガレット・ストークスは、1940年代から1960年代初頭までFree フィラデルフィア自由図書館で司書として働いた後、公民権運動の活動家を経て、1979年から一日中テレビを録画しつづけることに固執したことで知られています。そんなストークスの人生とストークスが残した記録の重要な意義について、主に歴史に関するトピックを扱うメディアのAll That's Interestingが解説しています。 Marion Stokes, The Archivist Who Recorded 30 Years Of TV https://allthatsinteresting.com/marion-stokes プリーシュキン障害とも呼ばれる強迫的な収集癖があったとされるストークスは、1977年から2012年に亡くなるまでの3
“大岡裁き”などで知られる江戸時代の奉行らが実際にはどのような裁判をしていたのか、当時を知る手がかりとなる記録が見つかりました。 江戸時代の裁判記録は関東大震災で焼失したものも多く、専門家は「江戸時代の役人が慎重に刑罰を判断していたことがうかがえる貴重な資料だ」としています。 新たに見つかったのは「御仕置廉書(おしおきかどがき)」という18冊の冊子で、幕末までのおよそ150年にわたって江戸幕府の奉行所で言い渡された判決が年代や刑罰ごとに記録されています。 雇い主を殺した罪に問われ、死刑の中でも最も重い「はりつけ」とされた男の判決には、最終的な結論を出した老中の名前が書かれていて、奉行所だけで判断せずに幕府の中枢の役人にも伺いを立てていたことが確認できます。 また、ところどころ付箋のようなものが貼られ、過去の判決を参考に刑を考えていた様子がうかがえるほか、無罪となったケースを集めた「無搆(か
博物館などで紙の資料を食べることから害虫とされる「シミ」について、国内ではこれまで報告が無かった種類が全国で相次いで見つかっていることが分かりました。従来の「シミ」より繁殖力が高いとみられ、専門家は、文化財などに被害が出るおそれがあるとして、対策が必要だとしています。 紙を食べる昆虫、「シミ」は、博物館などに保管されている古文書などを損傷させる害虫として知られています。 東京文化財研究所などのグループによりますとこの数年、国内の博物館などからこれまで知られていた種類とは異なる「シミ」が相次いで報告されたことから、DNA解析などを行ったところヨーロッパや中米などに生息する外来種とみられることが分かったということです。 この「シミ」は体長が1センチほどで色が白っぽいということで、グループでは、和名として「ニュウハクシミ」と名付けました。 グループによりますと少なくとも国内の7か所で確認され、1
10日前に、(毎年のことなんで)警告しておきました。 m-dojo.hatenadiary.com ことしは予告が入っただけでも、ましといえる。 ◆◇おしらせ◇◆ 大河ドラマ「光る君へ」公式SNSは1月31日(金)午後6時、公式HPの写真や記事などは午後11時59分をもって公開を終了いたします。 残り少ない期間となりますが、これまでの投稿や、さまざまなコンテンツをお楽しみいただければ幸いです。 ▼公式HPhttps://t.co/UCJRR6Wkwo#光る君へ pic.twitter.com/2TnXX8loW5— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) January 22, 2025 大河ドラマ #光る君へ から、番組SNSとサイトの公開終了のお知らせです。 これまでご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 https://t.co/niInKUq
公文書管理のデジタル化に向けて、政府の公文書管理委員会の作業部会は、事後に修正できない仕組みが導入されている決裁文書以外の文書についても、変更や廃棄ができないシステムを構築するなどとした報告書をまとめました。 報告書では、効率的に公文書を管理するため、保存期間や廃棄などの一時的な判断はAI=人工知能を活用するなどして、手続きの迅速化を図るとしています。 また、公文書の改ざんや不適切な廃棄はあってはならないと指摘し、事後に修正できない仕組みが導入されている決裁文書以外の文書についても、変更や廃棄ができないシステムを構築するとしています。 財務省の決裁文書の改ざんなどを受けて、政府は、電子データでの公文書管理を進めており、報告書も踏まえ、令和8年度までの完全電子化に向けて取り組むことにしています。
凸版印刷ではこの課題を解決するため、2015年から国文学研究資料館と共同研究を開始。古文書対応のAI-OCRの開発に取り組んできた。その中で「手元の古文書を手軽に読みたい」という一般利用者向けのサービスに対する多数の要望があり、今回のアプリ開発に至ったとしている。 凸版印刷は今後、2025年度までにAPI提供や関連事業を含め、一般利用者や教育機関、博物館・資料館、地方自治体などのサービス提供を拡大し、約3億円の売り上げを目指す。 関連記事 ライトを当てると文字や絵が現れるホログラム 凸版が開発 スマホライトで真贋判定 強い光(点光源)を当てると、立体的な画像が現れる新たなホログラム「イルミグラム」を凸版が開発。スマートフォンのライトなどで誰でも簡単・正確に真贋判定できる。 メタバースでのなりすましを防ぐ 3Dアバターの本人証明ができるセキュリティ基盤 凸版印刷が開発 凸版印刷が、メタバース
30日に解散する公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(事務所=東京都新宿区西新宿2丁目、会長=橋本聖子参院議員、事務総長=武藤敏郎・元財務事務次官)の公式ウェブサイトについて、国立国会図書館の「インターネット資料収集保存事業(WARP)(注1) 」による公開が年明けからストップしている。組織委のサイトはきょう6月30日午後6時に閉鎖されるが、関係者間の話がつかず、その最後の姿の収集・保存も不可能な状況となっているという。国立国会図書館法の規定に基づき同図書館は国や自治体など公的機関のウェブサイトを許諾なしで保存・公開する権限を持つが、組織委は民間団体の扱いでその対象外。組織委は取材に対し、大会の「レガシー」(遺産)を国内に残していくため、過去のウェブサイトを含む「アーカイブ資産」を国内関係者に引き継ぐべく、現在、国際オリンピック委員会(IOC)など関係者間で「調整
「ふるさとへの恩返し」をうたい、巨額の寄付を集めた小さな港町。取り仕切ったのは「エース」とされる一人の職員だった。ふるさと納税を巡り、計約9380万円の収賄罪などに問われた高知県奈半利(なはり)町の元職員に対する判決が28日、高知地裁で言い渡される。11年間に集まった約117億円のうち、約101億円は返礼品の調達費用に消えた。ゆがんだ制度は何をもたらし、誰が潤ったのか。 太平洋に面した人口約3000人の奈半利町。2020年3月、ふるさと納税に絡む汚職事件が全国で初めて摘発された。 検察側が描く構図はこうだ。町地方創生課の元課長補佐、柏木雄太被告(43)は16~19年、両親と共謀し、豚肉などの返礼品の仕入れ・加工先として叔父夫婦の精肉店を指定する見返りに、店側から計約9200万円を受領。18~19年には元課長の森岡克博被告(47)と共謀し、水産加工会社から「アーモンド小魚」を返礼品として発注
埼玉県桶川市で1999年に女子大生の猪野詩織さん(当時21歳)が殺害された「桶川ストーカー殺人事件」を巡り、両親が県に損害賠償を求めた民事裁判の記録をさいたま地裁が2012年2月に廃棄していたことが1日、地裁への取材で判明した。記録を永久的に残す「特別保存」の対象としておらず、地裁は「保存期間が満了したため」と説明している。判決文は残されているという。 廃棄されたのは、県警が捜査を怠ったために殺害されたとして、両親が県に約1億1000万円の損害賠償を求めた民事裁判の記録。03年の地裁判決は「捜査の怠慢があった」として両親の主張を一部認め、慰謝料など550万円の支払いを命じた。両親が事件の加害者らを相手取った損害賠償訴訟の記録も同様に廃棄されていた。
徳川慶喜の墓にお参りする山岸美喜さん=東京都台東区・谷中霊園の徳川慶喜家の墓で2025年9月25日、遠藤和行撮影 江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜(1837~1913年)の玄孫(やしゃご)にあたる主婦、山岸美喜さん(57)=名古屋市=が、明治期に創設された「徳川慶喜家」の5代目当主として、「墓じまい」と、慶喜の遺品を中心とした史料の寄贈先探しに取り組んでいる。 8年前に病没した4代目当主の叔父から遺言で慶喜家の財産を全て引き継いだ。 一般の墓や遺品とはケタ違いの規模で、個人が永続的に管理するのに限界を感じて、慶喜家を終わりにする決意をした。 「最後の当主として多くの人に、より慶喜を知ってもらう形にしたい」と願いながら落ち着き先を模索している。 4代目である叔父から引き継ぎ 慶喜は1867年、幕府から朝廷に政権を返還する「大政奉還」で第十五代の将軍職を辞した。 明治に入ってから、徳川宗家(本家)
展示室を休止した直後の奈良県立民俗博物館の収蔵庫。棚に入りきらない民具が通路を埋めていた。現在は調査研究や資料の整理作業が進められている=奈良県大和郡山市で2024年7月、山田夢留撮影 文化庁は、博物館法に基づく「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」の改正案を審議する有識者による「博物館ワーキンググループ」の会合を24日に開催する。改正案には、各地の博物館が収容能力を超える資料を抱えている状況を踏まえ、初めて「廃棄」を含めた資料管理を求める内容が盛り込まれた。年度内に改正される見通しだが、研究者からは「博物館資料の廃棄や処分の是認・推奨につながりかねない」と反発する声も上がっている。 基準は博物館法で策定が定められている。2022年の博物館法の大規模改正を受け、ワーキンググループは昨年から改正案を審議してきた。 ワーキンググループは博物館が収容能力を超える資料を抱えている「収蔵庫問題」の
戦国時代、豊臣秀吉が織田信長に仕えていた時期に、合戦に早く駆けつけた自分の家臣に対し、褒美を受け取るよう伝えた書状が静岡県内の一般の住宅に保管されていたことが、東京大学史料編纂所の研究者によって確認されました。信長の家臣だった時期の秀吉の動向が分かる書状が発見されるのは珍しく、持ち主が書状の写真をSNSに投稿したことをきっかけに、解読が進んだということです。 この書状は静岡県在住の宮田岳さんが、豊臣秀吉に仕えたと伝わる先祖のものとして実家で保管していたもので、書状の写真をことし6月、SNSに投稿して広く解読を求めました。 これが、戦国時代の史料の収集と分析が専門で、東京大学史料編纂所の村井祐樹准教授の目にとまり、宮田さんと連絡をとって実物の解読が行われました。 その結果、署名にあたる花押が秀吉のものであることや、紙の質や筆跡の特徴などから、秀吉が側近に書かせた書状だと確認されたということで
古書市で、江戸時代の数学書『塵劫記』(じんこうき)を買った。 『塵劫記』は、くずし字で書いてあるので、文章はさっぱり読めない。しかし、最近はくずし字を翻訳してくれる便利なアプリがある。 アプリで文字を翻訳し、数学に詳しい人に見てもらえば、なにが書いてあるのか、だいたいわかるのではないか? 『塵劫記』を古書市で買った 少しまえに、神保町の古書市で、江戸時代の数学書『塵劫記』を購入した。 右の『塵劫記』(文化三年)は500円、左の『新編塵劫記大成』(寛政三年)は1500円だった かつて、江戸時代の日本では和算という独自の数学が発展し、ヨーロッパなど先進的な地域の水準に劣らないほど発達したといわれる。教科書にも出てくる関孝和などはみなさまご存知だろう。 『塵劫記』は、江戸時代初期に、吉田光由が著した和算のテキストで、寺子屋でそろばんや初歩的な数学について学ぶさいに使われた。 江戸時代の数学入門書
東京文化財研究所では、文化財害虫ニュウハクシミの分布域拡大防止のため、ニュウハクシミが確認された博物館等に対して防除用キットを無償で配布します。 概要 文化財害虫ニュウハクシミは、2022年に国内で初めて生息が確認され、当時5都道県だった分布域が、2025年9月末時点で19都道府県まで拡大しており、全国的に対応が求められている状況にあります。 このような状況を踏まえ、このたび、東京文化財研究所では、全国の博物館等で活用可能な防除用キットを制作しました。令和7年11月4日より、以下のURLから申し込みを受け付け、ニュウハクシミが確認された博物館等に対して防除用キットを無償で提供いたします。
日本を代表する作曲家の1人で、さまざまなクラシックの作品や映画「ゴジラ」の音楽などを手がけた伊福部昭さんが残した1200点余りの資料が、東京音楽大学に寄贈されました。 伊福部昭さんは北海道の出身で、管弦楽曲やバレエ音楽といったクラシックの作品に加え、独特のリズムと迫力を持つ「ゴジラ」のテーマなど、数多くの映画音楽も手がけて文化功労者に選ばれました。 かつて学長などを務めた縁で、伊福部さんが記した楽譜や著書の直筆原稿など1200点余りの資料が、遺族などから東京音楽大学に寄贈されました。 このうち、伊福部さんが作曲のアイデアなどをメモするために使ったスケッチブックには、英語でタイトルがつけられた直筆の譜面があり「ゴジラ」シリーズのものではないかとみられています。 また、亡くなるまで愛用していたドイツ製のピアノは使い込まれたことを感じさせますが、現在も演奏できる状態で、今後、音楽会などで活用され
(左)医学書「銅人腧穴鍼灸図経」の裏面に貼られた中国・明の人事関連の公文書。上は同書の表面=名古屋市東区の市蓬左文庫で(川柳晶寛撮影) 17世紀に中国・明(みん)で製本され、現在は名古屋市蓬左文庫(同市東区)が所蔵する医学書の紙の裏面に、補強材として当時の中国の官僚人事にまつわる公文書が大量に使われていることが、同文庫と立命館大、京都大、愛知県立大の共同調査で分かった。公文書は、明王朝中枢で保管された正本で、現代の中国にも残されていないとみられる貴重な史料という。(谷村卓哉) 医学書は鍼灸の極意をつづった「銅人腧穴鍼灸図経(どうじんしゅけつしんきゅうずけい)」。明の首都・北京の紫禁城内にあった石碑から取った拓本を10冊の折り本にした。尾張藩初代藩主・徳川義直(1600~50年)が何らかの形で入手し愛蔵したと考えられている。 紙面の裏に別の文書が貼られていることは以前から知られており、昨年末
老舗ポストプロダクションの東京現像所が9月7日に公表したある案内が、映画関係者やファンに衝撃を与えている。11月末をもって事業を終了する同社は、預かっているフィルム原版の返却先と10月末までに連絡が取れない場合、廃棄対象になると告知したのだ。 東京現像所は、過去70年近くにわたり多くの映画や映像作品を世の中に送り出してきた老舗。このため、SNSでは「このままでは貴重な作品のフィルム原版が失われる」「国立映画アーカイブで保管できないのか」といった声が上がった。 東京現像所によると、9月上旬時点で返却先と連絡が取れないフィルム原版は約2万作品(現在、確認を行っている数)。映画をはじめ、テレビ番組、テレビアニメ、記録映画、企業案内、CFなど多岐にわたる。フィルム上映のニーズがあった1970~2000年代前半ごろまでの作品が中心だという。 東京現像所はこれまで連絡が取れる取引先にはメールや電話、封
写真共有サービスのFlickrがインターネット上のあらゆる情報を記録・保存する団体のインターネット・アーカイブと共同で実施していた「パブリックドメインの電子書籍から画像を抽出して無料公開するプロジェクト」の専用アカウントを削除しました。この削除によって同プロジェクト名義で公開された画像520万枚の情報が消滅した模様です。 Flickr: The Help Forum: [Staff Response] Internet Archive Book Images Photostream down or deleted? https://www.flickr.com/help/forum/en-us/72157720510495566/ 新たに削除されたアカウントは、Flickrとインターネット・アーカイブが共同運営していた「Internet Archive Book Images」というアカウ
東京23区の端っこ、岩淵水門を見に行ったところ、かつてここで「全日本草刈選手権大会」という謎の選手権大会が行われていたことがわかったので、調べてみました。 岩淵水門のある島に行く 東京都北区と、埼玉県川口市の境界になっている荒川付近にやってきました。 対岸の埼玉県川口市を望む ここにある岩淵水門が、荒川放水路と隅田川のスタート地点となっています。 岩淵水門には、現在水門としては使われていない旧岩淵水門(赤門)と、現在使われている岩淵水門(青門)があります。旧岩淵水門の方は昨年の8月に重要文化財に指定されました。 2024年に重要文化財(!)に指定された旧岩淵水門 現在使われている岩淵水門(青門) 荒川知水資料館 荒川知水資料館という、入館無料の資料館があるので、中を覗いてみます。 ボタンを押すと、ランプが光るジオラマありました! みんな大好きな「ボタンを押すとランプが光るジオラマ」がありま
近藤 泰弘 「あげつらう」という語がある。「日国」によると「物事の善悪、理非などを議論する。物事の是非をただす。また、ささいな非などをことさらに取り立てて言う」とある。ちょっと文語的な古風な表現ではあるが、特に最後の「ことさらに言う」という意味では現在でも普通に使われる語であると言っていい。試みにX(旧twitter)で検索してみても、「ことさらにあげつらう」「つまらんことをあげつらう」「あげつらう感じが無理」など、同一のニュアンスを持って使われる語である。 ところで、さらにこの語の用例を「日国」で調べていくと面白いことに気がつく。初出例は『日本書紀』の平安時代の訓点本(漢文訓読の読み方を書き加えた本)や、『大唐西域記』という三蔵法師玄奘の見聞録の訓点本などなのだが、そこでたちまち消えてしまう。次に現れるのは、なんと江戸時代の本居宣長の随筆『玉勝間』まで待たなくてはならない。「日国」の用例
「沖縄タイムス」「沖縄新聞」「沖縄朝日新聞」「沖縄毎日新聞」-。戦前に沖縄で発行されていた新聞紙面計63枚を、県教育庁文化財課史料編集班が高知県立牧野植物園で発見した。うち8枚はこれまで現物やコピーが確認されておらず、掲載内容が明らかになるのは初めてとみられる。納富(のうとみ)香織指導主事は「新聞が1枚でも見つかれば、その日に起こった出来事が分かる。歴史の空白を埋める貴重な資料」と語った。(社会部・當銘悠) 沖縄では戦争で多くの歴史資料が焼失。同班は2017~21年に8回にわたって植物園に出向き、植物標本を挟むために使われていた新聞を調査していた。 今回収集した63枚は1900(明治33)年~22(大正11)年の発行。うち新発見とみられる8枚は、国会図書館や東京大学の明治新聞雑誌文庫などでも見当たらないという。...
博物館や美術館には「燻蒸(くんじょう)」という作業があります。密閉した空間にガスを充満させて、作品についた虫やカビを殺す作業のことです。 人の手が届かない仏像の内部や、古文書の隙間、掛け軸の裏側。そういう場所にまでガスは届いてくれる。燻蒸は、文化財の保存にとって重要な手段のひとつです。 その燻蒸で、全国の博物館で広く使われてきた主要な手法の一つ「エキヒュームS」が、2025年3月で販売終了になりました。 製造元の日本液炭が発表した理由は、原材料価格の大幅な高騰と、成分に含まれる酸化エチレンへの環境面での懸念。環境省が排出抑制を求めていることもあり、製造の継続は難しいという判断です。 エキヒュームSは虫にもカビにも効果がある、いわば万能型のガスでした。これが使えなくなったことで、特にガス燻蒸の選択肢が一気に狭まったんですよね。 「他の方法で代替できないの?」 ここは補足しておきたいんですが、
東京五輪の閉会式が行われている国立競技場で打ち上がる花火=東京都渋谷区の渋谷スカイから2021年8月8日午後8時43分、手塚耕一郎撮影 東京オリンピック・パラリンピックには、いくらかかっているのか。大会組織委員会、東京都、国がそれぞれ支出し、関連経費を含めて3兆円を超すとの試算もある。無駄なく、適正な使われ方をしているのかについて、全体を見通してチェックする機関がないことを懸念する声がある。 契約詳細は非公開 「経費膨張の懸念の声を多くの方からいただいている」。5月に開かれた衆院文部科学委員会で立憲民主党の斉木武志氏がオリパラの関連費について疑問を投げ掛けた。追及の材料にしたのは、複数の内部告発で得たという43会場の運営業務委託費の資料だ。これを基に「高すぎる」と追及すると、組織委の布村幸彦・副事務総長は「個々の契約の詳細については公開をしていない」などと答えた。 大会経費は2013年の「
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