梅仕事、梅干しを漬けたりする作業って、世田谷区に住むお金持ちがやったら卓越性ディスプレイになる「自由趣味」だけど、田舎に住む人間がやる場合は生活に密着した「必要趣味」になるんですよね。表向きは同じ梅干しをつける・梅酒をつくるという行為や楽しみでも、誰がやるか、どうやるかによって意味合いはぜんぜん違ってきます。 なお、この話は6月25日に私が書いた「ていねいな暮らしという規範」と、階級・階層の問題」というブログ文章についてはてなブックマークのなかに、梅仕事に言及している人が思いのほかたくさんいたことを意識しながら書きました。 梅干しを漬ける理由は立場によって違う 人はなぜ、梅仕事をするのでしょうか? その表向きの答えは、「梅酒や梅干しなどを食するため」となるでしょう*1。 私が子どもだった昭和時代の田舎では、6月になるとどこの家庭でも梅干しを漬けたし、梅の収穫を手伝ったりもしました。私は梅干

