から騒ぎの教訓 先週、ビットコインの両替所マウントゴックスが破綻した。これによってビットコインの取引そのものが停止されたかのようなニュースが、大きく報道された。 識者のコメントには、「中央銀行がない通貨がうまくいくはずはない」という趣旨のものが多かった。 しかし、言うまでもないことだが、ビットコインそのものは、なんら問題なく運営され続けている。ドルとの交換価値も事件前とほぼ同じ水準に戻った。 今回の事件は、むしろビットコインの頑強さを示すものだった。中央銀行がない通貨が、一取引所の破綻などとは関係なく、立派に運営されているのである。 もちろん、このことは、ビットコインに問題がないことを意味するものではない。すでに、つぎのことが問題であると認識されている。 (1)匿名性があるために、犯罪行為に利用される。課税が困難である。 (2)私設両替所など、関連サービスの信頼性が確保されていない。 (3

