30代も半ばを迎えると、「若い世代のふるまいを見聞きして一時停止する」という経験をもつようになる。 まず最近聞いた話を2つほど。1つ目は、その方が自社の2012年度新卒採用の会社説明会を開いたときのこと。前で会社の人間がしゃべっているのに、学生がみんな話し手のほうを見ずに、ずーっと下を向いたままスマホの画面を指でつぃーつぃーと上下にさすっていたという話。2つ目は、本業のかたわら大学で教鞭を執っている方の話。最近の学生はノートをとらない、机の上にはスマホとタブレットとノートPC。「ここは重要だ」と言うと、にゅっと腕をのばして写真におさめるという。もちろん、これが日本全国で行われているわけではないだろうけれど、とりあえずそういう現実があるという。 私が印象的だったのは、このお話をされたお二方とも「自分世代には信じられない光景」と感想をもらしつつも、「こういう世代を受け入れていかないといけない」

