水産庁と独立行政法人水産総合研究センターは、マリアナ諸島西方の太平洋においてニホンウナギの産卵生態調査を実施し、その結果世界初となる成熟ウナギの捕獲に成功した、と発表しました(プレスリリース)。 ウナギは日本では非常にポピュラーな魚ですが、その生態はあまり解明されておらず、どのような場所でどのように産卵するのか、長い間謎に包まれていました。これによりウナギの回遊や産卵生態の解明が進むと期待されています。 今回捕獲されたのは、ニホンウナギおよびオオウナギで、ニホンウナギについては卵巣を持つ雌も捕獲されています。また、ふ化後2、3日程度が経過した仔魚も捕獲されました。 ちなみに、「養殖ウナギ」と呼ばれているものは、日本沿岸などで捕獲した天然ウナギの稚魚を育てているもので、卵を人工的に孵化させて育てる実用的な技術はまだ研究中の段階だそうです。

