角砂糖大の原子時計が秘める可能性 原子時計の小型化が進んでいます。それはチップスケール原子時計と呼ばれ、製品化も始まっています。例えば米国のベンチャー企業、シンメトリコムが製品化したチップスケール原子時計は、4×3.3×1センチですから、だいたい消しゴムぐらいの大きさですし、その中で原子時計そのものは1立方センチ、つまり角砂糖よりも小さいサイズです。現在、日本標準時として使われている原子時計は大きめのサーバ筐体くらいあり、それを考えると、チップスケール原子時計は格段の小ささになります。 なお、チップスケール原子時計では標準時の計時で利用されているセシウムではなく、小型化が容易なルビジウムが使われていますが、ルビジウムの場合、セシウム原子時計と比べると誤差が3桁ぐらい大きくなってしまいます。だいたい100億分の1秒の誤差となります(わかりやすく書くと300年に1秒ずれることになります)。セシ

