「セロテープ」やばんそうこうの「ケアリーヴ」で知られるニチバンが、実は野菜を束ねるテープも手掛けていることをご存じだろうか。スーパーの青果売り場で、ネギやほうれん草、カブなどが紫色や緑色のテープで束ねられている。あのテープが、ニチバンの「たばねらテープ」だ。 1978年に発売された同商品は、国内の野菜結束テープ市場で約7割のシェアを持つ(ニチバン調べ)。2025年度の販売数量は2023年度と比較して約2割伸長。発売から半世紀近くが経った今も使われ続けているロングセラー商品だ。 なぜ、たばねらテープがこれほど現場に定着したのか。同社の平山繁明氏(事業戦略本部 兼 工業品営業統括部 シニアマネジャー)と、松村翔氏(事業戦略本部)に話を聞いた。 野菜には付かないが、テープ同士は強く貼り付く たばねらテープの主な用途は、ネギやホウレンソウ、カブなどの青果物を束ねることだ。現在、最も使用量が多いのは

