リアルもWebも変わらない 風間さんが公式アカウントの運営に当たって重視しているのは「無名性」だ。無印良品の店舗やECサイトでは、著名なデザイナーを起用した商品でも大々的にそれを公表せず、まるで無名のデザイナーが作ったかのように演出する。それと同様に、ソーシャルメディアでも運営者個人の人間性を前面に出しすぎないよう意識しているという。 「ネット上ではユーザーと親しくしようとすればできてしまうが、それは無印良品らしくない。店舗とWebでは顧客接点が変わるとはいえ、無印良品であることには変わりない」。個人的になりすぎず、機械的にもなりすぎないように――そんな絶妙なユーザーとの“距離感”を「お客さんと握手するぐらいの距離」と風間さんは表現する。 “炎上”の心配もないという。「ネットでもそこにいるのがお客さんだという意識を忘れなければ、炎上は100%起こらない」と風間さん。「無印良品は370店舗で

