「ソースコードを公開すれば、利用者が増え、改善が返ってきて、みんなが得をする」 OSSにはそんな理想があります。しかし、実際にプロジェクトが成功すると、別の光景が現れることがあります。巨大クラウド事業者がOSSをマネージドサービスとして提供し、運用の手軽さと販売網を武器に大きな売上を得る。一方、最初にソフトウェアを作った企業には、その売上が直接還元されるとは限りません。 しかも、Apache License 2.0やBSDのような寛容なライセンスを選んだ以上、これは原則としてライセンス違反ではありません。OSSは商用利用も再販売も認めるからです。 では、「ルール上は正しいが、このままでは開発を続けられない」と感じたOSS企業はどう動いたのでしょうか。本記事では、ElasticとAWS、MongoDBとAmazon DocumentDB、RedisとValkey、HashiCorpとOpen

