少し前、東京都のクールビズ施策をきっかけに、「おじさんのハーフパンツ、キモい問題」がネットを賑わせていた。 私も便乗して『おじさんのハーフパンツ、キモい問題をファッションの文脈から考える』という記事を書いた。 ハーフパンツ批判でよく見かけるのが、 「見たくもない生々しい部分が視界に入ってくる」 「すね毛が気持ち悪い」 という意見だ。 これってタンクトップと同じだと思うんだ。 タンクトップが話題になると、どこからともなく筋肉たちが参戦する。 肩を作れ。胸板を鍛えろ。腕が細いと貧相に見える。そんな話ばかり。彼らはすぐ肩に「ちっちゃいジープ」を乗せたがる。 Tシャツも同じだ。 夏になるとファッション誌には必ず、 「大人の男がTシャツ一枚で様になるには、たくましい胸板と太い二の腕が必要だ」 というおなじみの文言が登場する。 ところが不思議なことに、ハーフパンツになると誰も脚を語らない。 おじさんが

