【NQNニューヨーク=増永裕樹】7日の米株式市場で日立製作所などハードディスク駆動装置(HDD)関連銘柄の上昇が目立った。業界首位のウエスタン・デジタルが7日、3位の日立の米子会社を買収すると発表。事業の選択と集中が進んだとの見方から日立の米預託証券(ADR)が上昇したほか、営業基盤強化への期待からWD株が急騰。ライバルのシーゲイト・テクノロジーにも買いが波及するなど、今回の企業買収劇は苦戦するH
米HDDメーカーのWestern Digital(WD)と日立は3月7日、WDが日立のHDD事業を買収することで合意したと発表した。買収額は約43億ドル。 WDは日立の完全子会社である日立グローバルストレージテクノロジーズ(GST)を35億ドルの現金およびWD株2500万株(7億5000万ドル相当)で取得する。これにより日立はWDの株式の約10%を保有することになる。この取引は両社取締役会の承認を得ており、今後規制当局などの承認を経て2011年第3四半期に完了する見込み。日立GSTの社長兼CEO、スティーブ・ミリガン氏はWDの社長となる予定。 WDは、この買収による効果として、研究開発力の強化、製品ポートフォリオの拡充、広範なマーケットカバレッジ、コスト構造と競争力を強化できるだけの規模などを挙げている。 日立は2003年にIBMのHDD事業を買収し、日立GSTを設立した。買収額は20億5
日立製作所は2011年3月7日、100%子会社のHDD(ハードディスク)メーカーである日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)を、米ウエスタンデジタル(WD)に約43億ドル(約3500億円)で売却すると発表した。WDはHDD事業の世界最大手で、HGSTは世界第3位。 WDは日立に対し、現金35億ドルおよび7億5000万ドル相当のWD株式を支払う。日立はWDの発行済み株式の約10%を保有する株主となる。各国の規制当局からの許認可が条件となるが、売却手続きは11年9月までに完了する見込み。 記者会見した日立の中西宏明社長(写真)は「HGSTは日本とアジアに強く、WDは欧米に強い。デジタルコンテンツの普及速度を考えると、ストレージ需要は今後さらに伸びていく。今回の統合により、新会社はHDD業界で魅力ある会社になる」と強調した。 HGSTは03年、米IBMから約20億ドルで買収したHDD
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