理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター理研CBS-トヨタ連携センター計算論的集団力学連携ユニットの板尾健司客員研究員(東北大学学際科学フロンティア研究所助教)は、各国の人口データを分析し、世界中の少子化について、平均寿命と粗出生率(1,000人当たりの出生数)の間に二つの普遍的な関係を発見し、それらを引き起こす支配的なメカニズムの候補を提案しました。 本研究成果は、シンプルかつ普遍的な枠組みで少子化を理解するとともに、少子化対策の効果を理論的に予測することを可能にし、今後の人口政策に貢献することが期待されます。 今回、板尾客員研究員は、237の国と地域における平均寿命と粗出生率の関係を分析し、少子化の過程には、平均寿命と粗出生率が反比例する相[1]Iと、平均寿命が伸びるにつれて粗出生率が指数的に減少する相IIがあることを発見しました。そして、各国の寿命と出生率の変化の軌跡は、二つの普遍

