いまけっこう話題になっている『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン (著), 久山葉子 (翻訳)/新潮新書)という新書を読みました。 このタイトルを見て、なんだか悪い予感がしたんですよね。 ああ、これはあの『ゲーム脳』の悪夢の再来ではないか、と。 脳科学者の森昭雄さんが2002年7月に出版した『ゲーム脳の恐怖(NHK出版)』では、ゲームを長時間プレイした子どもたちの脳の前頭前野の機能が低下し、物忘れがひどくなったり、突然キレやすくなったりする、という「テレビゲームの悪影響」が語られました。 現在では『ゲーム脳』の内容については、その研究方法や解釈の仕方が疑問視されており、「ゲームが子どもをキレやすくしたり、凶悪犯罪を助長している」ということはない、と考えられています。 子どもの凶悪犯罪は、統計上も減ってきていますし。 しかしながら、「ゲーム脳」は、学説として否定されたあとも、一部のゲーム嫌いの

